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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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2009年仕事納め

今年もさらに! 1年経つのが早かった…。
 
去年はひとりぼっちだったので年末年始は仕方なく(?)仕事していましたが、今年こそ、ニュージーランドの夏に浸るぞ!
ってことで、今日は昼間、友人宅で思いっきりクリスマスパーティー、今夜で一旦仕事終了! 明日からオフモードでいきたいと思います。
(と言ってもちょこちょこ何かやるのは在宅の宿命か…)
 
仕事面での来年の予定は、特段変わったことは今のところないですが、著書の方はお陰様で2冊決まっていて(別の3冊目は経過待ち)、2冊のうち1冊は来年3月刊行予定で順調に進んでいます。
もう1冊は決定しているものの、まだ構成の段階。
もともとわたし自身の企画だったので、また拾っていただけたのは非常に幸栄ですが、実はこれがまた新しい路線で、さらに完璧に作成しようと思えばかなり時間と労力がかかると予想される…。
(月日は十分いただいているのですが、スタートしてみないと執筆にどれくらいかかるかまったく不明)
とにかく、自分自身への挑戦の1冊になりそうで、がんばりたいです。
 
 昨年末、来年はもっと落ち着いて仕事はゆっくりと、と決めた矢先、今年の前半はかなりハードだった。
特に春以降、秋の日本帰国まで、1日15時間労働という日が続いたり、土日休めない、などで、久々にかなり疲れた。
腰も胃も悪くなり、もう同じ状況はしんどいかな。
居心地のよい家に引っ越しもしたし、本を読んだり、DVDでリスニング強化したり、料理したり、なーんてペースが理想。
 
さて、来年の抱負は…。
明日以降、完全にオフ気分になってから落ち着いて考えよう。
 
27日~29日は、またタウランガにあるN氏の「お母さんの」別荘へ行きます。
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監修した教材がようやく出ました。

監修させていただいた教材がようやくできたと報告をいただきました。

自由国民社より2冊。
「U-CANの 英検3級 直前対策問題集」
「U-CANの 英検準2級 直前対策問題集」

発売はまだのようですが、この段階でアマゾンに出ているということは、出版社の気合いが感じられます。

「監修」という仕事は大きく2通りあるようです。
1つは、相応の地位や力のある方にお名前を借りる(実際、中身は見ないことも多々あり)
もう1つは、しっかりと内容をチェックし、必要ならばときに執筆もする。

もちろん、わたしは英検教材に至っては経験がある方かもしれないですが、肩書きのない名も知れぬ人物なので、限りなく後者に近いと言えます。

なお、ご依頼は編集プロダクションを通じてで、出版社とは直接やりとりしておりません。
最初は原稿チェックだけの予定が、監修というご提案をいただき、ありがたくお受けすることにした次第です。

貴重な機会をくださった編集プロダクションの方々に感謝しております。

編集作品の刊行(TOEIC教材)。

旅行記の途中ですが。

日本帰国前に,編集として携わった教材が発売となりました。

ジャパンタイムズより 「TOEICテスト リーディング徹底攻略」
(リスニングの方は携わっておりません)

ちょうどわたし自身が苦労して(?)執筆したTOEIC模試全2回のプロジェクトを終えたと同時に,こちらの依頼があったので,その流れでとても興味深く取り組むことができました。
何と言っても設問が優れているので,とてもよい教材になったと思います。

追伸:その執筆させていただいた模試はまだ世にお目見えしていません。
気長に待ちたいと思います。

「魔法の英会話」3刷です(+裏話)。

Jリサーチ出版の「魔法の英会話」(共著)の3刷の報告をいただきました。
(部数は1刷から1万部ずつとのことです)

本書の思い入れを少し話すと,本書では,このブログでも伝わっているだろうわたくし個人の普段のこだわりが所々出ているので,一見単純に見える本ですが,要所要所で伝えたいメッセージを含んでいる作品です。

執筆過程では,当時のイギリス人スタッフと何度も面会して,細かい部分まで話しました。
(一緒に仕事するのに最適な方だったのですが,その後は忙しくなられて疎遠になりました)

例えば,
May I take a message? よりも Can I take a message? がよい(p.65)。

How much money do you have? は単発としてusefulかどうか?
なぜなら,会話中では両者間でお金の話をしていることが明白な状況が通常なので,How much do you have? となる。
ちなみにこのとき,日本人生徒の特徴として,上記の理由も含め,spendとmoney, costとmoneyなどを一緒に言う傾向があるが,実際はspendやcostにはmoneyの意味が含まれているので不自然だと話してくれました。

結果,How much sugar do you want? をチョイスした(p.55)。
可算名詞の方は,How many people are coming? をチョイス。
例えば,How many eggs do you need? というチョイスもあり得たが,これを発する状況は,話題が卵であることが普通なので,How many do you need? になる。

そして,最も力が入った単現は恐らく関係代名詞でしょう(p.138,139, 142, 143)。
このたった10文のセンテンスをピックアップするのに相当こだわった。
usefulで,そのまま使えて,そして応用が利く,という例文センテンスを選出するのが本書の目的の一つであったから。

本書は,個人的に「シンプルな英会話」の点でステップアップさせていただいた機会となり,また,本書を機会に同類のお仕事・打診も増えつつあり,非常にありがたいことです。

また,ちょうど今月,100ページ超の学参教材の執筆をしたのですが,チェッカー(元ALT,現在大学講師)から,特に中1,2で,自然な場面設定でかつ自然な英語(特に会話)の面で大絶賛をいただき,大変嬉しい思いをしたばかりで,二重に嬉しい出来事でした。
きっと本書での経験が役に立っているのだと,今ふと思いました。

今後も執筆活動を通じて,「中学英語(レベル)だけれど,(それを理解した上でさらに)実践では…」といった観点を(間接的に)伝えていくことができればと思います。

今後もよろしくお願いいたします。

正しいにほんごに苦労

少し前から英語教育に関わる雑誌の校正を始めたのですが,にほんご校正に苦労しております・・・。

例えば,
「目から鱗の思いです」
とあるのですが,
「目から鱗が落ちる思いです」
ではないだろうか…。

でも,別に前者でも正しいのであれば,赤字を入れる必要はないし…。

「目から鱗が落ちる」という成句は辞書でも例文などすぐに確認できるのでまだましだけど,ほかにも言い回しに困ることが多い。

英語の方が正誤がはっきりしているかも知れない…,と感じる今日この頃。

英語のコロケーションは,CNNやBBCのサイトで語句検索したりして使用度を確認したりするのですが(信用できるサイトで用例があればOKという判断材料として),上記のような日本語の正誤,使用度はみなさんネットでどうやって調べているのでしょう。

どなたかおしえてくらはい。。。
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