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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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中学ブラバン時代を思い出す

金曜日の夜はだいたいひとりYouTube大会。

ふと,ある発見をした。

「シチリア島の夕べの祈り」
「ナブッコ序曲」
「運命の力」
急に,こんな曲が聴きたくなった。

どれも中学吹奏楽部のときに演奏した記憶がある。

そうか!

顧問の先生はヴェルディ好きだったんだ,と今更に気付く。

ん? ヴェルディは確かイタリアのオペラ作曲家。

そうか!

顧問の先生(=音楽の先生)はオペラ歌手になりたかったんだ,とすっきりつながった。

今頃どこでどうしていらっしゃるか,N先生。


ちなみに,わたしが仕事やらで参ったとき,元気がないときにいつも見るのは,

小澤征爾さん指揮による2002年ウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサートの喜歌劇「こうもり」。

小澤さんの指揮も好きだし,演奏も素晴らしい。
これを見るたびに元気になる。

最近まで「尊敬する著名人」なんて考えたことなかったけど,今思うと始めての海外旅行でボストンに行ったときも,当然のように小澤さんのBSOのコンサートへ行き,タングルウッドを回るツアーなんかも参加した。
当時から憧れの日本人であり,今では国際人としても尊敬する方ですね。
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ソニー・ロリンズがニュージーランドへ


今日,ウェリントンのジャズフェスの公式サイトを開けたら・・・

なんと!

あの,Sonny Rollins(ソニー・ロリンズ)が今年の6月11日にウェリントンに来ると!

もう80歳だと。

バンドの情報などは書いてないけど,最長2時間とある。

これは行かねばなりません。

ヤナーチェク,そしてブラームス

ヤナーチェク物語。

「ヤナーチェクのシンフォニエッタをかけてくれ」

村上春樹「1Q84」の第3巻を読み終えた夫が言う。

わたしは(まだ)1巻さえも読んでいませんが,第1巻の冒頭から出てくるこの曲,第3巻まで登場したらしい。

日本でもCDとかすごく売れているそうだ。
クラシックはまったく聴かない夫でも,この曲を聴きながら小説を読みふけってる。

やっぱり村上春樹さんの本の影響力はすごい。



ブラームス物語。

今日,リビングのカーテンの無料見積もりに来てもらった。
引っ越したときからすでにあるブラインドはサーモンピンクで・・・。
NC氏もずっと,「これ,替えよう~」って,わたしたちに主張していたなぁ。

一つ壊れてしまったので,これは買えドキです。

スタッフの人が来たとき,ブラームスのCDをかけていました。

「まあ,ブラームスね」

家に来るニュージーランド人の業者さんの口からでそんな言葉が聞けるなんて!

感激。

ご機嫌で,鼻歌を歌いながらメジャーしてはりました♪

濃い色が希望で,順に一緒に見ていたのですが,明るい色の生地で,「それは夏に良さそうね」と言ったら,季節によってカーテンを替えるなんて考えもしなかった!みたいな反応で,大爆笑される。

この国はレースのカーテンはメジャーじゃないし(←シャレ),お互い新鮮だったわ。

いずれにしても,今はこれから来る冬のことしか考える余裕ないな。

「素敵な音楽をありがとう!」ってウキウキで帰って行かはった。


それはそうと,今,我が家はちょっとした家のトラブルに。
床は全面カーペットなのですが,1階の廊下のカーペットの一部が水浸しに

配管が破裂したと予想され・・・,すぐにでも処置しないと! (修理代が恐怖~~~)


ちなみにCDは・・・
ヤナーチェク「シンフォニエッタ」 ウィーンフィル サーチャールズ・マッケラス指揮
ブラームス「大学祝典序曲,悲劇的序曲,バイオリン協奏曲」 ミュンヘン交響楽団 ヘルムート・ブッヒャー指揮
(ちなみにわたしがブラームスでいちばん好きなのは交響曲第1番です)

ようやくヤル気に(楽器)

昨年の友人宅でのクリスマスパーティーで恥をかき・・・

今月27日(土)に別の友人のハウスウォーミング(引っ越し祝いパーティー)で吹いてくれということになり・・・

なぜか夫は逃げて?わたしだけ披露することになった。

もうこうなったらちゃんとせねば・・・と,「少しだけ」やる気になってきた。


仕事の合間にちょこっと練習を始めました。

DSC02319.JPG

当日はアカペラ?
いえ,伴奏CDです。
(カラオケ)













でも今度はちゃんとマジメにやります。

ジャズやります。

ベイシーやります。

ジャズがわかる人はいないですが(泣),何がウケルか,探っていきたいと思います。

ちなみに,日本では寝屋川のビッグバンドからスタートし,東京でもいろんなバンドをめぐりました。

夫と出会った寝屋川のバンドがいちばん懐かしいですが,東京で印象的なバンドは・・・

YBC Jazz Orchestra (横浜カウントベイシーオーケストラ)

ベイシー存命中のライブ演奏の再現にこだわるバンドです。
練習は厳しく?,半端なく,ベイシーの演奏の仕方にこだわったのを覚えています。

http://homepage1.nifty.com/TIS/ycb/

MembersのOB欄に名前が残っています(感謝!!)
みなさん,元気かな。。。

いやあ,陰ながら知っていたけど,ベイシーバンドを招いてパーティやったようだわ。

動画も見たけど,相変わらず上手だわ~~~!

今から思えば,こんなアマチュアトップクラスのバンドで演奏できて幸栄でした。

過去には,レストランでピアノとデュエットしたり,東京では大山日出男さんの個人レッスンにも通いました。

いろんなことをしてきましたが,そろそろなんか動くのか!?

まあ,ボチボチと・・・。


昨夜はオケ(NZSO)のコンサート

昨夜,年始からずっと楽しみにしていたニュージーランドシンフォニーオーケストラ(NZSO)のコンサートに行ってきました。
前回は1人で行きましたが,今回は無理矢理旦那を連れて行きました。

曲目は,
・チャイコフスキー 「1812年」
・TIENSUU 「Puro for clarinet and orchestra」(フィンランドからクラリネット奏者がゲストに)
・リムスキー・コルサコフ 「シェヘラザード」

このコンサートを選んだのは,1,3曲目が大好きな曲だったからです。

わたしは家の中でクラッシックが流れている家庭で育ちました。
こう言うと偉くリッチな家庭で育ったイメージですが,そういう訳ではありません。
単に母と兄が音楽が好きだったのです。

当時はカセットテープかレコードでしたが,夕食の時はよくクラシック音楽をかけました。
子どものときから何度も何度も聞いた曲が,この「シェヘラザード」と,ストラビンスキーの「春の祭典」でした。

「春祭」を知っている人は,なんちゅう家庭やねん,と思うでしょう。
「春祭」はレコードがあり,それはそれは貴重な扱いで,何かのお祝い事(?)の夕食時しかレコードを聞かなかった記憶があります。
それでもテープやビデオで何度も聞きました。
ティンパニーを間違えたN響のビデオも貴重だから(?)大事に持っていました。
兄はフルスコアを持っていて,当時のわたしにはちょっとついて行けませんでした。

もちろんこの「シェヘラザード」もフルスコアはもちろん,N響も含めて海外のオケのビデオも持っていましたし,テープも何種類も持っていたと思います。
そんな思い出深い曲です。

実のところ,「シェヘラザード」の思い出はそれだけではありません。

「シェヘラザード」は忘れもしない,4楽章を「中学生」の時に吹奏楽で演奏したのでした。
この曲を知っている人は,よくもそんな難しい曲を中学生が?と思うでしょう。
わたしの中学は別に上手だったわけではなく,コンクールも大阪府大会に行けないレベルの学校でした。

三校合同演奏会というのがあり,わたしは天王中学という中学でしたが,三島中学(だったと思います)の吹奏楽の先生がよほどこの「シェヘラザード」をやりたかったのでしょう。

わたしは(恐らくみんな?)「先生,これは無理でしょう…」と心の中で思っていましたが,強引に演奏会で演奏し,案の定失敗したのでした。

「失敗」?

はい,曲が途中で止まりました。

最後のバイオリンソロを,アルトサックス(わたし)→フルート→ピッコロとつなげるのですが,そのフルートとピッコロのつなぎで止まったのです。

(わたしのミスじゃないも~ん)


珍しく昔のことを思い出してしまいましたが,なんせやはり生演奏はいつだっていいです。
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