さて,4日間仕事を休む宣言・・・の本来の理由はココにあり。
医療系の話が苦手な方は,ページを閉じてくださいね。念のため。
今現在,健康には何も問題ないので,ご心配無用です!!
ニュージーランドで似たようなルートを辿る方がいるかもしれませんので,役に立てばと思います。
海外での医療関連は誰だって不安や疑問があるものですものね。
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①2009年10月27日 人間ドック(大阪)
婦人科で「D(治療要)」が出ました。
…子宮頸部細胞診で異型細胞が認められ,精密検査を要する。
クラス:Ⅲa 疑陽性 細胞量:中 (CIN-1)
②2009年12月
地元のGPに行って相談し,信頼の置ける婦人科を紹介していただくことになりました。
→約2か月待ちの2/11に検査予約。
(このとき,GPの先生は,CIN-1はこの国では問題ないレベルです。でも一応検査受けた方がいいですね,と言いました)
③2010年2月11日
婦人科専門医にて,Punch Biopsyという検査を行いました。(日本語で組織診?)
→翌週には電話で結果を知らせてくれるはずだったが…。
④2010年3月1日
ようやく婦人科から電話。「ドクターが直接結果を伝えたいから来院するように」と言われる。
→3日後の3月4日に面会予約。
(この4日間,結構不安で,いろいろ考えましたね。呼ばれるということは,何か問題あったんだろう…と普通は思いますよね…)
⑤2010年3月4日
検査結果はHigh-grade abnormalities CIN-2 and CIN-3(高度扁平上皮内病変)
(異型細胞が,日本での結果のCIN-1から少し進んでいたようですね)
看護婦さんが何度も何度も「ガンじゃないですよ」と。(説明中にパニックになる人が多いらしく…)
治療せずにそのまま放置しておくと子宮頸癌になりますよ,という細胞だとのことで,Wire Loop Excisionという治療法でそれらの異型細胞を摘出することになりました。(LLETZ Treatment of the cervix)
日本語でループ電気メス切除法(LEEP)ですかね。
与えられたパンフレットにはこの治療法が一番上に,次にLaser Treatment(レーザー治療),Cone Biopsy(円錐切除術)などが載っていました。
⑥2010年4月15日
朝10:30に治療に行きました。メスを入れるわけではないので,大がかりな手術ではありません。食事制限なども一切ありません。
実際に「ブーン」という音とともに取り除くのはたったの5分くらいで,治療前の説明,患部麻酔から終わってからの休憩まで含めて,病院にいたのは1時間程度でした。
麻酔は,説明書によると,心拍数が上がって足が震える可能性など書いてありました。
わたしの場合,前者は確かにありましたが,後者はありませんでした。個人差があるようです。
治療後は糖分が必要らしく,ソファで暖かい紅茶と砂糖のまぶしたクッキーが2枚出ました。
30分ほど休憩して普通に帰宅しました。
治療の説明書の通り,Take life quietly for a couple daysということで,昨日と今日は,仕事はほんの最小限で,家でゆっくりしています。
治療後3週間は重いものを持ったり,激しい運動や入浴(シャワーのみ)をしないこととあるので,しばらくおとなしくしてます!
感染を防ぐ薬を飲んでいます。
2~3回お腹が痛んだだけで,今現在も何も辛いことはありません。
今回摘出した細胞の検査結果は7~10日で出て,それで問題なければ,1か月後,半年後,…の定期検診でよいみたいです。
妊娠・出産も問題ありません。
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子宮癌は遺伝は関係ないようですが,うちは母も祖母も子宮癌だったので,ある意味身近なことです。
まあ,途中過程で気疲れは多少ありましたが,何よりも,早めに見つかってよかったということで…。
歳をとるに連れて誰しもが何かしらありますしね。
人生,心も体も,健康一番!