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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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医療ネタ-処方箋だけもらうシステム


せっかくなので,ニュージーランドのネタを。

ニュージーランドで病院へ・・・となれば,まずGPに行きます。
この国でfamily doctorという英語は聞いたことないですが,普通は家族全員が同じドクターにかかるのかな。そういう意味ではファミリードクターですね。

以下,ここデボンポートに住むわたしの場合です。

近所にGPは2箇所あります。
わたしが行ったほうは3人ドクターがいます。
初回,用紙に基本事項を記入し,それぞれ3人の自己紹介が書かれた1枚の紙を読んで,どのドクターにするかを選びました。

その後,何か診てもらいたいことがあれば,まずそのGPへ行きます。
そこで対応できない場合は,specialist(専門医)を紹介されます。
血液検査もそれ専門の場所へ行きます。

各検査結果は,すべてGPに転送されるしくみなので,GPのカルテに一貫して自分の経過が残ります。

昨年のネタを2つ。あくまでわたしの場合です。

1.
1回GPへ行くと,診察代に40ドルかかります。かなりのコストです。
薬が必要なときは,ドクターに処方箋を書いてもらいます。
薬局で支払う薬代は3ドルとかです。ものや分量にもよると思いますが。

そこで,昨年末,
「診察はいらないので,薬だけ追加でほしい」
という状況になりました。
ホームページを見たら,ありました!

Repeat prescriptions by email

なんてシステムが。

少なくとも一年間で定期的に処方されているなど,条件はいくつかありましたが,メールでリクエストしたら24時間以内に処方箋が用意されます。

「処方箋が用意できました」というメールをもらい,病院に処方箋を取りに行きました。
費用は25ドルほどかかりました。
それでも高いですが,40ドルに比べたら・・・。
時間もかなりの短縮です。

2.
秋頃の話。(日本の秋ね)

GPで妊娠を確認してもらったあと,確か,一週間後くらいに出血。←もはや記憶の彼方へ・・・
大したことなかったので大丈夫かと思いましたが,念のため,GPへ。

症状などを確認して,「大丈夫ですよ。」と,自信満々の様子。

「でも,万一のことを考えて,心配だったら今からエコーをしてもらいなさい。」

その数時間後にはエコーをしていました。
エコーも別の場所です。

ニュージーランドでは,出産までに,普通は3回しかエコーをしないそうです。
わたしの第1回目のエコーはまだまだ先だったので,この時,初エコーです。
そして,そのとき「見つかりません」と言われたわけですが。

その当日と,確かその翌日,2回の血液検査を行いました。

この一連の情報も,もちろんGPのところに行きます。
エコーの翌日,GPから直々に電話がありました。
夫が電話をとりましたが,今から来なさい,みたいなこと。

行くと,とっても心配してくださっていて,昨日の今日なのでちょっと申し訳ない様子にも見えました。
本当にファミリーみたいに温かいな,と感じました。

エコーの日と翌日あたりは,さすがに動揺もしたしバタバタ移動しましたね。
その後5日間くらい腹痛でずっと寝ていた気がしますが,まもなくして心身共に無事回復しました。

ちなみに,この国は妊娠した時点からGPでの診察やミッドワイフなど,妊娠・出産に関わる医療費は全部

タダ!

specialistだったり特別な治療にはコストかかります。

うちの場合,妊娠の確認を行ったその日から無料でした。
その日は尿検査をして,今後どうすればよいのか,ミッドワイフの探し方や,薬のことを丁寧に教えてくれました。


医療システムは日本もニュージーランドも一長一短あれど,今のところ不満はありません。

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