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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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近所の癒し系猫


「うわ,ふわっふわっしてそうな猫!」

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「ワタクシのことですか?」











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「じろじろ見ないで,遊んで~」











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「ボクの顔,そんなに,おかしいかなぁ…」












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世界最高峰の英英辞典

今日,Hさんちで出会ったもの。

The Compact Oxford English Dictionary (new edition)

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It's huge!











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2人で,「どこがcompactよねぇ?」とツッコミながら,わたしは最近はもっぱら電子辞書なので,こんな大きな紙辞書についつい圧倒されてしまった。

今日,イギリスの親族からたくさん荷物が届いたそうだ。
下のアンティークな家具もその一つ。
コンテナの船便だな,きっと。

久々の校了の緊張感

つぶやきです。

緊張~~!

久々に校了の緊張を味わっているも~です。

実のところ,「編集」または「執筆+編集」のお仕事はいろいろやってきたけど,ここ数年は再校止まりで,それ以降は版元にお任せ,だったんですよね。

今回のこの教材,130ページ弱で,構想から執筆,初校,再校,三校(念校),校了,色校,さらにはCD視聴まで,ホントに一通り経験させていただいています。

組版指定は版元さんがやってくださいます。
あとはここニュージーランドで,ホントに教材作っちゃってます。

10月から始まったこのプロジェクト,今日が三校(念校)戻し,月曜日が校了で,ドキドキです。

10年以上も前の模試編集者時代を思い出す。

「校了してください」

この言葉を・・・。

よーこんなプレッシャー,月に何回もやってたな。

若かったね。

Kapiti Islandで稀少な鳥たちに出会う

ウェリントンに行ったときの写真をアップします。

このときのウェリントン旅行のメインはKapiti Islandでした。
島のエコロッジで1泊するはずが,出発当日の朝になって,天候の具合で帰り(翌日)の船が出ないとのこと。

急遽,日帰りに。

Kapiti Islandは,ウエリントン近郊にあり,島全体が自然保護区になっています。
島へ入るには許可書が必要で,さらに,1日に50人以内という人数制限もあります。
この島では,本土でも珍しい稀少な鳥が見られます。

集合場所に行くと,こんなものがお出迎え。
乗客はこの船に乗り込む前に手荷物検査を受け,船ごと水辺に移動。

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島に着くと,スタッフが島の歴史やこの島で見られる鳥の説明などをしてくれました。

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まずは,New Zealand pigeonのお出迎え。
思った以上に大きい鳩です。

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こんな景色を見ながら,山を1時間半ほどかけて登りました。
















そして,Weka。
ニュージーランドで飛べない鳥はKiwiだけではありません。
この子も飛べません。
Pukekoを思い起こさせるような,いたずらっ子?!
お弁当を食べているときも,ずっと隙を狙われました。
うっかりしていると,かばんごと持っていくそうです。

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頂上でランチ&休憩のあと,同じ道を通って山を下りました。

帰りの船を待っている間,ついに出ました!

Takaheです!!!

もちろん,野生です。この子も飛べません。

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なんとまあ,不思議な鳥…と,感動していると,


なんと,対だった!!!

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めいっぱい自然を満喫し,行きと同じ船で本島へ帰りました。

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新刊。ジャパンタイムズ「スパイラル英語トレーニング」

ようやく!!!

新刊情報をお知らせします。

ジャパンタイムズ
「スパイラル英語トレーニング どんどん聴ける、どんどん読める!」

久々の単独著書で,しかも試験対策本ではない教材です。

ジャパンタイムズさんはもう何年も前から,英語教材の編集や校正でお世話になっていますが,この新しい学習方法を目に留めてくださり,大人バージョンで本書を世に出す機会を与えてくださいました。
本当に感謝しています。

何の制約もなく,完全に思うがママに執筆させていただいた上,自ら編集もさせていただきました。
普段からIWC NEW ZEALANDとしてお世話になっている外部の校正者さんたちにも存分に手伝っていただき,改めてお礼を申し上げたい次第です。

以下,概要です。

リスニング9ユニット,リーディング9ユニットの全18ユニットで,

「同じ題材」で,レベル1,レベル2,レベル3と学ぶ ことが最大の特徴です。

本書のきっかけや思いはイントロで十分に書きましたが,書ききれなかったことをここで補足したいと思います。

リーディングは,素材も設問も英検やTOEICを意識して作っています。
リスニングは,楽しくしたかったので(検定試験のリスニングは聞いていて楽しくないので…),普段ありそうな場面設定を意識しました。
わたしはIELTSやケンブリッジ英検のリスニングが好きなので,台本は長いです。

ユニット1は,過去のブログに載せたダイアローグをアレンジしました。
http://iwc.blog.shinobi.jp/Entry/412/

「えー」とか「う~ん」などの間(ま)も意識し,電話をするが相手の声が聞こえないとか,ややマニアックにシナリオを考えました。
バックミュージックや効果音も入っています。
Castleは(オーストラリアの設定なので),「キャッスル」じゃなくて「カッスル」と読んでくださいね,のように,米語・英語にもこだわりました。


さて,3レベルの基準ですが,読者の方にわかりやすいように,

           レベル1      レベル2     レベル3
文法・文構造 英検3級程度  英検2級程度  英検準1級程度
語彙・表現   TOEIC400台  TOEIC600台     TOEIC800台
                     ※ユニットによって差があります。

と表記させていただきました。
ただ,レベル別に存在する英検と,TOEICは全然違うものであり,本書は試験対策本ではないので,厳密には言えません。
先述の通り,リスニングのスクリプトは相当長いものもあるので,リスニング最後のユニットはTOEIC900点台の人でも手強いかと予想します。

あと,ユニットによって差がある,としているのは,ユニットが進むに連れて,全体の難易度が上がるためです。
例えば,リーディングのUNIT12は,英検の長文問題を意識して作ったユニットです。
ちょうど,レベル1が英検3級,レベル2が英検準2級,レベル3が英検2級のイメージです。


次に解説ですが,試験対策本であれば,問題の解き方などを解説するわけですが,本書は,英文が聴けること,英文が読めることを目的としているので,解説も完全に「入江ワールド」です。
わたしと相性が合うかどうかの問題は,正直あると思います。
設問の解説内でも,「なお,…」「ちなみに,…」情報が多いです。
脱線部分の解説が多すぎて,あるいは長すぎて,本来の設問解説を見失う部分もあるかもわかりません。


執筆の裏話を2つします。

この3レベルの素材は,実はレベル3から生まれます。
まずネタを考えて,レベル3の英文をネイティブに書いていただき,それをレベル2,レベル1にリライトします。
なぜなら,レベル3の英文が一番自然であるはずだからです。

レベル1を自分で書き下ろして,それをネイティブの方にレベルを上げていってもらう方法も考えられそうですが,それはしたことがありません。
そうすると,故意に易しく書いているがために実用的とは言えない(レベル1の)文章を,ネイティブがリライトすることになり,レベル2や3でベストの文章ができないと思うからです。

2つ目の裏話は,英文作成協力・英文校閲の欄に6名も載っています。
今回,協力いただいた方が多いのは,米語と英語を使ったからです。
例えば,(イギリス英語の)ニュージーランド人に書いていただいた文章は,別のニュージーランド人やオーストラリア人に見ていただき,米語の文章はアメリカ人の方に見ていただきました。
こういうこともわたくしが普段から大事にする点です。

最後に,何か新しいことをする,自分の思うがママに本を執筆する,というのは,非常にやりがいがあると同時に,非常に荷が重いことです。
不安です。
読者の方にとって,あまり役に立たなかった,英語が上達しなかった,となれば,単なる著者の自己満足に終わる本になってしまうからです。

次に出版となる本(来年春予定)は,本書より先に執筆を終えていた「英語で英単語を学ぶ」教材です。
http://iwc.blog.shinobi.jp/Entry/454/

これも,完全に思うがママに執筆しました。

本来は,英語を英語で解説している英米教材で学ぶのがよいのを,高価で買えない,難しすぎる,目線がネイティブなのでわかりにくい,そんな状況を打破するため,日本人が日本人向けに英語の教材を英語で書いたとイメージしてください。
何とも勇気のある?行動ですが,他に例のない教材となります。
「英語を英語で教える」という高校の新しい指導方針にも役に立つかもしれません。(役立ってほしいです)

来年は中学の教科書改訂で精一杯なので,これら2冊でしばらく世間の反応・評価を見つつ…,再来年以降,どういう方向性で活動していくか,じっくり考えていきたいと思います。

もちろん,主婦&母という選択肢もあります(笑)

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