日本ではニュージーランドでは考えられないほども学習書なるものが市場に出ていて,「自分にあった」本を選ぶのが大変だと思います。
よい本とは人によって違いますよね。
例えば,Z会をやっていた兄からすれば,イラストがふんだんにある進研ゼミをやっていたわたしが信じられないように…。
過去にある大手出版社から,既に売りに出ている本のネイティブチェックを頼まれたことがあります。
そういうこともあるのは,多くの出版社を見てきまして,やはりたくさんの本を限られた人数で作るのに〆切に負われる日々を過ごし,1冊1冊に時間をかけて,その本だけに集中することができるのがいろんな意味で難しい環境にあるのが現状ではないかと思います。
もちろん,会社によってそれぞれですし,1年以上かけて作る本もありますが。
誤植などはもちろんないほうがよいですが,例えばわたし自身とても勉強になったある日本人の方が書かれた英文ライティング用の書籍がありますが,確かに不自然な解説やほかの矛盾した解説など見受けられますが,それに対して不満は感じず,この本を買ってよかったと思い,さらにこの著者のほかの本も読みたいと思いました。
まだまだ学ぶべきことはたくさんあり,奥の深い仕事ですが,わたしも買ってよかったと思っていただける本がたくさん書けたらいいなと思います。
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