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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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元気イングリッシュ!のリチャードさんが家に…

突然来た。

http://genkienglish.net/selfintroj.htm

ありえへん。この流れ。

昨日,夫がいきなり,

「福岡に住む仕事関連の人(ニュージーランド女性)が今帰国していて,明日,パートナーと一緒に家に来てバーベキューするから。明日はイングリッシュ・デイね」

と言う。

まあ,いつものことか…と仕事をちゃっちゃと済ます。

6:30ごろ2人はやって来た。

うちの夫は,パートナー(リチャード)はクリエイティブ系の仕事をしているという情報だけもっていた。
会うのは初めて。

自己紹介で,どこに住んでいるのか聞くと,

「いっぱいある。基本は愛媛なのですが,ほとんど世界中回っています」

へ~。スゴイね~。
このニュージーランド女性もかなり成功している人と聞いていたので,パートナーも相応にすごいんだろう,と勝手なイメージを始める。

たわいもない話をしながら,ご飯の途中で初めて,わたしが何の仕事をしているか言う。

リチャードも教育(英語も他教科も)の仕事をしているという話になって,

4人で
「同じような業界じゃない」
なんてのんきな話をしていたら,どうやら,あの小学校英語で有名な元気イングリッシュ!のリチャードさんということが判明。

え~~?

なんで~? 前もってわかってたら話はもっと盛り上がったのに~!!

ワークショップのために世界中駆けめぐり,自作の教材や歌(CD)もオンラインで提供したりしておられるようですが,マーケットとしてはインドを熱弁していた。
(ここの話はセンシティブなので機会があればいつか…)

ちょっとだけ2階のオフィスでわたしの仕事を見せていたとき,リチャードさんの口からは,「英語ノート」や「文部科学省」などの言葉も出てきた。
ニュージーランドで「英語ノート」の話をするなんて,夢にも思わなかった…。

オチとしては,その女性は日本語ペラペラでリチャードさんは日本語が話せないと私たちは思いこんでいたため,帰るまで終始英語。

そして,帰った後,HP(上記)を改めて見て,自己紹介のビデオも見てみる。

めっちゃ日本語しゃべってるやん!

しかもキャラクター全然違うし!
今日の我が家でのリチャードさんは,こんな「元気」キャラではなく,きちんとした身なりのイギリス人紳士でした。

HP見ながら夫と顔を見合わせて「日本語でもよかったんちゃうん?」(笑)

こんな縁もあるもんですねぇ。
しかしまあ,先日,英語圏に住むとワールドワイドなチャンスがあると書いたばかりだったので…ふしぎな感じです。

2人は今,ニュージーランド国内を回ってYoutube用のビデオを撮っているらしい。

恐らく,女性の方の(観光業)の仕事だと思いますが,アップされたらまた紹介します!

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「同意文書きかえ」は賛否両論

英語の試験問題に定番の
「ほぼ同じ意味になるように」
パターンの問題。

近年,中学英語からなくなりつつあるこの設問パターン。(公立高校入試には出題がなくなった)
「ほぼ同じと言えるのか?」,ネイティブが「同じと言えない」と言っている,などの理由で好ましくない設問パターンと現場では考えられているようです。
(市販や塾教材にはいまだにあります)

確かに,
Can you tell me how to get to the station?
Please tell me the way to the station.
のような書き換えはメジャーですが,そもそも疑問文と肯定文(命令文)を同じと言っていいの?
という意見は納得です。

でも,本場イギリスのケンブリッジ英検という試験問題に,この同意文書きかえが出題されているんです!

レベルPETの過去問から下記を解いてみましょう。

-問題指示文抜粋-
Complete the second sentence so that it means the same as the first.(←「ほぼ同じ」でなく「同じ」)
Use no more than three words.

問題
1.
Football is the most popular sport at the centre.
Football is __________________ than any other sport at the centre.

2.
"Who does this towel belong to?" my mother asked.
My mother asked, "______________________ is this towel?"

3.
We stayed until the activity park closed.
We _________________ leave until the activity park closed.

4.
Sebastian and his friends went swimming every day.
Every day Sebastian went swimming and ___________________ did his friends.


なかなか面白いと思うのはわたしが良問マニアだからだろうか(笑)

1. は日本でも典型的。
2. は話法の転換ではなく,でも文法・表現を狙った問題。(話法の転換の出題は別にあり)
3. はネイティブらしい問題ですね。
4. はこれこそ「同じ」って言えるの?と突っ込まれそうです。

答え:1. more popular  2. Whose  3. didn't  4. so

過去に英検の著書でも書いたのですが,同意文書きかえ問題はある意味重要だと思っています。
A=Bの単純な作業の繰り返しがよいかどうかは別として,長文読解の内容一致選択問題などでは,選択肢は必ず本文の書き換えだからです。
本文ママだと簡単すぎます。
TOEICでは「パラフレーズに慣れろ」というメジャーな攻略法がありますが,これも同じです。
同じ意味,似た意味であることが理解できなければ問題は解けません。

この能力は試験問題を解くためだけのものではありません。
日常でも,自分や相手が言った表現を繰り返すとき,2回目は少し違った表現を使うのが通常であり自然です。

一つの表現をいろんなバリエーションで表現できること。

重要ですね。

インパクトのある引用文


If I'd had more time, I'd have written you a shorter letter.

(私にもっと時間があればもっと短い手紙が書けただろう)


どの英文法書(引用文)で見たか思い出せないけど,あまりにインパクトがあって忘れられない。

世界ふしぎ発見の影響&チャーチの写真でも

先週土曜日、世界ふしぎ発見でニュージーランドが放送されました。

テーマは

「キウイハズバンドを探せ!」

だったようですが、相変わらずクライストチャーチの風景が美しく、12月に遊びに行ったときの写真を見返しました。

ニュージーランドという国を体験するのに、チャーチから入った人は「ニュージーランド=チャーチ」のイメージ、オークランドから入った人はいつまでも「ニュージーランド=オークランド」のイメージなんだと思います。
そういう意味で、オークランドに住んでいても、いまだにチャーチが本当のニュージーランドらしく見えてしまいます。

さて、ミステリーハンターがハグレーパークで見つけたこの木。
わたしもびっくりしました。
DSC01663.JPG
















誰でもこれを見たら中に入りたくなりますね。
DSC01662.JPG












チャーチと言えば、この公園と、エイボン川という美しい川で有名。
そこで体験できるパンティング。
DSC01643.JPG
















案外、12月のミニ旅行のとき、初めて体験しました。
写真はモナベール発着。
番組ではボートの上でプロポーズをする人が多いと言っていましたが、その理由は、実際に乗ってみて初めてわかります。

景色もモチロン、機械音がないので鳥の声を聞きながらカモと一緒に水の上をスムースに進む、というのはホントに心が癒やされます。
DSC01649.JPG












DSC01647.JPG













おまけで、空港近くにある素敵なカフェ。
イギリスのティールームを思わせるこんな庭付きのカフェをオークランドでも探し続けていますが。
DSC01623.JPG












ここはベリーで有名なカフェ。
2001年のワーホリでの滞在以来、このカフェと上述のモナベールは必ず立ち寄ります。
DSC01632.JPG
こちらでは「アフタヌーンティーセット」とは言わず、ハイティーと言います。















ニュージーランドは南極に近いこともあり、こんなアメリカのエアフォースも見られたりします。
チャーチの空港近くに南極センターというのがあり、いわゆる南極に関する博物館で、ペンギンやオットセイがいたり、いろんな体験ができるのですが、昔、施設内のツアーに参加したとき、搭乗口(税関)も見ました。
そこを通ってこんな飛行機に乗るんでしょうね。
DSC01695.JPG













さて、キウイハズバンドは世界一理想的な夫という絵で番組が進みました。
キウイ男性と日本人女性のカップルがすごく多いのは、ここに住むわたしでも実感します。
夕方や週末にベビーカーを押している男性はふつうです。

欧米の女性は往々にしてアクティブで気が強いですが、おとなしい気質のキウイ男性は、慎ましやかでもしっかりした日本人女性と非常に相性がいいのだと思います。

日本でこれを見ていた日本人の夫はさぞかし肩身が狭い思いをした(笑)かもしれませんが、もっとおかしいのが、「ニュージーランド 移住」と検索キーワードで、うちの旦那のブログが異様に引っかかったらしく(移住の方法なんて全く書いていないのに)、
知らない人から、
「どうすれば移住できますか」
みたいなコメントが入ったらしい。

日本人女性、番組に影響されましたかね・・・(笑)

日本発着、キウイハズバンドツアーなんてできたりして。

まあ、それは冗談として、ニュージーランド移住の夢に関して言えば、運もあったかもしれないけど、特に夫は英語や仕事面で相応の努力もしたし、神頼みも含めて(笑)、実現まで6年近くかかりました。はい。

医療保険難しい~

ニュージーランドは,日本のような国民健康保険などありません。
自ら何かの保険に入らない限り病院に行けば毎回実費です。

我が家は比較的健康ですが,念のため,サザン・クロスというメジャーな保険に入っています。
組み方はそれぞれだと思いますが,GP以外の医療費,例えばスペシャリストでかかった費用や,検査,手術,入院などがカバーされるようにしています。

これでも,GPは実費なわけなので,病院は滅多なことじゃないと行けないと,自らの健康に気遣うようになるのは,よいシステムです。

今回,初めてこの保険会社にお世話になる事情ができて,これが億劫です。
とにかくマニュアルもややこしいし,(現地人の)Hさんと一緒にマニュアル読んでみるものの,

「1000ドル以上かかりそうな場合は,いかなるときも,必ず(must)事前に連絡しなければなりません」
ということは,今から行く病院にいくらかかるか聞くってこと?

などと,不明な点がいろいろあり…。

会社の指定するプロセスと少しでも違うとダメ,などの噂に怯えながら,でも保険がおりないと意味がないので,結局,電話して
「今度,スペシャリストに行って検査を受けるんですが,どうしたらいいですか?」
という質問をしなければならなかった…。

びぇ~~ん。

海外生活,避けられるものならいつまでも避けたい,この手の電話。

幸い?電話の相手は全く発音がわからないインド人とか,冷たい人ではなかったので,何とかその場は乗り越えたけど…。
病名とか保険の専門用語とか…,はぁ~。

ところで,

病院に行ったあと,インボイスと一緒に,特定の用紙に記入したものを保険会社に郵送するシステムのようですが,その記入用紙について,

「ホームページからダウンロードできますから」

って,これがニュージーランドの特色よねぇ。

だって,日本だったら,インターネットができることが前提で話は進めないでしょう。

その「ホームページ」によると,電話で言えば郵送してもらえるようだけど,いまどきネットができない(使えない)人はいない,という社会になっているのは,こんな小さな国にしては意外と思われるかも知れない。

ニュージーランド,ネットを使うシステムが異様に進んでいると感じることあり。
インターネット自体の速度,サービスの速さなどは聞かないで(笑)

例えば,有料の高速道路を通れば,あとでネットを通じて入金してください,って道路脇の看板にHPのアドレスがでっかく書かれていたり。
ネットを使わない人のために,途中に機械はあります。
いずれにしても料金所がないのですから,人件費削減になっているのかしら。

あるスーパーで会員になると,国内のどこの(同じ)スーパーで買い物しても,コンピュータがインプットして,それ以来そのスーパーの情報がメールで送られてくる,とか。

ネットショッピングじゃないですよ。

これもエフトポス(銀行カード)の力じゃないかな,と思います。

スーパーでエフトポスを使って買い物します。
しばらくしてネットバンキングの使用状況に反映されます。
これがめっちゃ早い。

すると,日常生活,どんなことが起こるか?

夫婦で同じ銀行口座を使う場合,各自エフトポスを持ちます。

夫が国内の出張に行きます。

ふと,ネットで残高・明細を見ます。

「さっき,どこどこの町の何というレストランで,いくら使ったでしょう?」

なんてわかるわけです。

恐ろしい?

かもね。
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