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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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ネイティブチェック60

定型表現を構造を意識せずそのママ覚えていたら陥りやすいパターン。

A: Would you like some more cake?
B: Yes, I'd love to.

 ↓

A: Would you like some more cake?
B: Yes, I'd love to some.

あるいは

A: Would you like to have some more cake?
B: Yes, I'd love to.


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最近のわたしのキーワード"movement"

わたし個人の最近のキーワード

movement

1.「動き・運動」

You need more movements.

と,Physioで言われる。

はい。
ご心配おかけしている腰痛ですが,結局,韓国人の鍼は,だんだんひどくなっていったことと,遠いことなどから,通いを断念し,歩いていける場所のPhysio(理学療法)にチェンジしました。

その後,週1~2回通っていて,マッサージ・ストレッチなど行い,だいぶましになりました。
家でも,少し冷えたら,クラシックでもかけながらお風呂に浸かって。

とは言え,完全回復するには,とにかく同じ体勢がダメなので,

「コンピュータに,15分おきにアラームをつけて,ストレッチしなさい!」

と言われるハメに。
(最初は1~2時間おきに,という指示だったけど)

わたしの身体は,もっと「動き・運動」が必要です。


2.「移動」

movements from place to place

移住してから今月で早3年になります。

「3年」という区切り。

我が家もなにやらそわそわした空気が流れてきています。
数か月以内に何か変化があるか?!
小さいかも知れないし,どでかいかも知れない。
どこで何をしているか,本人たちも予想できません。

2人はいつもこんな人生ですが。

「ニュージーランドへの移住という夢が終わりではない。一つの通過点である。」

これは,今でも変わっていません。



ついでに言うと,わたし自身の仕事も今後どうなるのか,何をしたいのか,自分でもよくわかっていません。
今やっていることは,わたしの天職なのか?
仕事を減らしたいのか?
事業縮小するのか? それでいいのか?

日記も思いつくままに書いているけど,自分で客観的に見ても,何を書きたいのか,何をしたいのか,よく分からん。
まあ,それが「日記」なんだと思うけど。

・中学英語の文句ばかり。イヤならやめれば?
好きな仕事だけしていればいいやん?

・それも,中学英語を愛しすぎるがゆえ・・・
今日の朝のニュースでも,日本の大臣がアメリカでセミナーを開き,日本語で行っている。
日本の英語教育…

それではダメなんです!と,いろんな編集者に偉そうに語り,悪しき中学英語伝統を指摘し続ける。
でも,本当に自分の主張は正しいの?

てな具合に,1日の間でも気持ちがブンブンmoveしている。

この辺りのさまよいも,3年という区切りでの生活の変化に伴って,何か変わるかも知れない。


最後に,最近の進展を一つ。

今回の体調不良(腰痛&胃痛)で,仕事しすぎに懲りたので,一つ行動に出ました!

「夜8時にコンピュータの電源を切る」
(日本時間午後5時)

どんなメールがこようと,強行オフです。

「寝る直前まで戦闘態勢に入っているのは良くない」 by 夫

そりゃそうや。

1週間くらい続いています。
今は週末返上でも追いつかない時期ですが,パソコンは8時で終了!
パソコンの前に座ることをストップする。
仕事以外のインターネットもナシ。
代わりに,テレビを見るか読書をする。

何やっても続かないわたしですが,たぶんこれはずっとできると思います。
今のところ,いい感じで,効果が出てきているように思います。
朝も起きられるようになってきている(気がする)。

リスニング問題作成は筆記問題作成よりも深い

高校入試やセンター試験にリスニング問題が出現したのもそれほど遠い昔のことではありません。

「問題作成」を本業としているわたくしですが,リスニング問題の作成は文法問題や読解問題などの筆記問題以上に深いものだと思っています。

日本の学校英語(一般書は別です)のリスニング台本,設問,及び解説を見る限り,英語表現の理解に焦点がとどまっていて,リスニング本来の特徴である「音」には大して重きが置かれていない気がします。
言い換えれば,例えば,リスニングの対話文問題と筆記の対話文読解に大きな差がないと言いますか。

「ああ,この問題は,本当に『聞き取る』」ことを試しているな」という良問にはなかなか出会えません。


自分の作問力は棚に上げることとして…,例えば,以下のようなテクニックはどれだけの執筆者が意識して作問しているだろうか。

1.単語レベルで,sweaterやpizza,T-shirt,boxes, teaches,過去形read,lives,などなど,筆記の発音・アクセント問題の対象になりがちな単語を積極的に使う。
・・・実際に(偶然に)使われていても,「sweaterは『セーター』。」という解説があっても「sweater [xxx]の発音を確認しよう」みたいな解説に出会えない。


2.リスニングが読解問題と大きく異なる点は,自由に後戻りできないこと。高校入試や英検4,3級など,放送はたいがい2回くり返されますが,前から順に理解するのがリスニングの特徴です。
そこに焦点を当てた作問テクニックの一つに,指示語があると思います。

例えばスピーチの設定で,

...  That is my dream. ...
Q: What is Ken's dream?

とあれば,Thatの内容はその前の部分にあります。
(ちなみに,あとの内容を指すことができるのはthisのみです)
1回目の放送では質問内容はわからないわけですかから,What is Ken's dream?という質問を聞き取ったあと,2回目の放送で,That is my dream.の「前」の部分をよく聞く,もしくは再確認しないといけないわけです。

これを,スピーチ冒頭で

Today, I'll tell you about my dream. ...

と始めると,以下の内容をよく聞くことになり,また違った意図になります。

3.接続詞も面白いポイントです。
だいぶはしょりますが,

Q Why is Ken tired?
に対して,
... I'm tired because I studied hard last night. ...

... I studied hard last night, so I'm tired. ...

A: You look tired. Are you OK?
B: Well, I studied hard last night. ...

など,いろんな攻め方があります。


4.対話文ではどれほど自然な会話にするか。
例えば,短縮形がその一つです。
会話では,I willはI'll,I am Ken.ではなく,I'm Ken.なのですね。

ちなみに,東書の1年p.10を見てみます。
「基本文」は確かにI am Emi.となっています。
でも,本文会話中ではI'm Emi.になっています。

指導書にも書いてあるのですが,文の構造を分析的に説明しやすくするため,便宜上,I am Emi.と表記しているだけで,発話ではI'm Emi.が普通なのです。
なので,基本文としてはI am Emi.でいいのですが,これが会話中,スピーチ中で使われるのはおかしいのです。

そういう大事な点が教科書にひと言あれば・・・と願うのはわたしだけではなかろう。
指導書では文末に,「『話す』活動においては,縮約形を使った言い方を主に指導したい」とある。

ちなみに,会話文中で,shouldn'tが未習なのでshould notとしなければならないストレスを,どれほどの人が感じているだろうか。

短縮形については,リスニングだけでなく,筆記の英文にも当てはまります。

文法問題集などのwillの単元はオエオエなります(笑)。
OK.  I'll see you then.
なのであって,
OK.  I will see you then.
ではないのです。

I will not meet my friend. といった英語は本当はおかしいのです。
「何が何でも友人には会わないぞ!」みたいな。

あくまで,基本文や文法確認の部分でとどめたいものです・・・。


解説に戻りますが,解説できる文字量が限られているという現状は確かにあるけれど,

「ケンは・・・と言っている。」
「・・・の部分をよく聞き取ろう。」

といった,放送本文を引用するだけの解説が多い。
手がかりとなる箇所を提示するのは確かに解説として最重要です。
しかし,「聞き取り」の意図がわかるような解説,発音記号やアクセントの観点を交えた解説に出会えないのはなぜでしょうか。

例えば,
「livesはlifeの過去形。」
という解説は筆記問題の域を超えていない。
そこにlivesの発音記号を入れるだけで,だいぶリスニング問題らしくなる気がする。

本文に故意に過去形readとredを使用して,
「readとredの発音もポイント。」
なんて解説に出会えたら感動するかも知れない。

単語レベルでなく,発話バランス,コロケーション,語呂など言い出すともっと深いです。
わたし自身,まだまだ「リスニングの良問とは?」に模索中ですが,少なくとも,ナレーターが発話しやすい文章を意識しています。

かつて,台本で「A, B, and C」という調子を使ったときに,編集者さんにバランスを崩されたことがあります。
そのとき,ふと感じました。

リスニングはリーディングじゃないのだと。
ナレーターになった気分で,実際に発話してみなければ,と。

Tui&Pukeko親子の映像

Waitangi Treaty Groundsでの鳥たちです。

上はTui(トゥイ)。
鳴き声を期待される方は,特に一番最後です。
4羽のミーティング(笑)に遭遇しました。

下はPukeko(プケコ)の親子。
 親が葉っぱの食べ方を教えているのに,子は親の口からもらおうとしているのでしょうか。



パイヒア(Paihia)旅行

土曜日から2泊3日で,ベイ・オブ・アイランド,パイヒアに行ってきました。
名目は結婚10周年記念です。

パイヒアはノースランドにあり,オークランドから休憩入れて車で4時間ほどです。

非常に残念なことに…,腰痛&胃痛に見舞われ,何をしに行ったのかよくわかりません・・・。

でも!

このニュージーランドの

木々や芝生の緑,青い空,青い海,白い雲

そして,

鳥たち

が癒やしてくれました。

着いた日はホテルにチェックインする前に,旦那のお勧めスポット

「Waitangi Treaty Grounds」へ。

ここは,1840年にワイタンギ条約が結ばれた歴史的な地です。
ニュージーランドという国の歴史はたかが170年と言えます。若い!

ここの公園が最高に美しい。
ビューが美しいだけでなく,冬にもかかわらず,NZのネイティブバード,Tui(トゥイ)をはじめ,たくさんの鳥が合唱していました。(映像は次の記事で)

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35メートルのマオリ・ワカ(カヌー)












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このポール,一番上がニュージーランドの国旗
下2つの左がイギリス,右がマオリの国旗















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公園の中にはマオリの集会場のほか,博物館など。
レジデントはすべて入場無料です。










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壮大な自然と鳥の歌声に魅了され,2時間ほど公園内をぶらぶらしたでしょうか。
ここ,ものすごく気に入りました。
デボンポートの丘とはちがいます。

その後,ようやくホテル(Paihia beach resort & spa)へ。

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部屋からの景色も最高。










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この日のディナーは,「レストランでイベントがあるからそれに参加する」と,夫から聞いていました。
イベントって言うから,食事しながらダンスか何か?と思っていたら,ワイナリー主催のディナー会でした。
Karikari Estateというワイナリーです。

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前菜からデザートまで,各料理にワインがつきます。















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左の人がワイナリーの人で,都度,各料理のワインの説明を,右の人がシェフで,料理の説明をしてくれました。










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これは3品目。
Pan Fried Salmon
ワインは2009 Calypso Sawvignon Blanc









デザートを入れて全6品でした。
シャルドネが自慢のワイナリーのようですが,わたしは相変わらずワインはさっぱり(汗)

しかも・・・

本当に,申し訳ないことに,胃痛で食事を楽しむどころではなかった・・・
(毎日飲んでる胃酸を押さえる薬も効かず)

我慢に我慢をして,デザートの前で退席しました。
(デザートは部屋でちゃっかりと!)

2日目はスパを堪能し,3日目は朝一で出発して,オークランドの帰途につきました。

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