ニュージーランドで過ごしていると,日本の過剰・過保護が浮き彫りに。
まず,ここは安全というものの意識が薄いか? 旅先で山の中をハイキングしても柵はなし,海にまっしぐらという崖にも柵はなし(日本の田舎にもありますね),トロッコに乗っても窓がなく,誤って手を出したら大けがをしそうなものなのに,手を出すなという小さい看板が通過地点にあるだけ。見逃すっちゅうねん。
日本だったら考えられない危険がいっぱい。
いいようにいうと自然そのまま楽しめます。
こっちの人は何かあってもみんなクレームしないんですかね…。
日本の過剰な包みもこちらの人に昔うけました。文化の違いですね。
百貨店(関西人!)ではそこまで何重にしなくても,というのがありますよね。
紙がもったいない。とたまに思うことあり。
もったいないついでに,最後に住んだマンションの下のスーパーでは,店員がすぐにレジ袋を2重にするんです。
レジ袋は持参でというスーパーががんばってるのに台無しですね。
最近ひとりで笑ったのは,カレールーの裏面の説明。
市販のハチミツを入れるときの注意書きとか,カロリー表示に「ご飯は含まれていません」という注意書きとか。
まさに消費者からのクレームがあるんでしょうね。
表示がどんどん小さな字になって,そのうち小さくて読めないというクレームが出たりして(笑)。
でも,日本の過剰もよい面はいっぱいあります。
特にホテルのサービスに違いを感じるかな…。
こっちは適当なこともいっぱいありますから。特に時間に関わることとか。
過剰なサービスに高い値段を付けるのも日本の特徴ですね。
お金を積めば何でもやってくれることがありますが,ニュージーランドではそういった感覚はないし,みんな自分でする方が好きというのもあります。
これもあれも日本は人口が多い故でしょうかね。
消費者やお客さんのクレームを押さえる&逃れるためには何でもするところありますよね。
大手旅行会社のツアーでは,ホテルから歩いて5分くらいのレストランにもバス1台出してお金を取るらしい。
客から「歩かせた」というクレームがあるそうだ。
オーシャンビューのホテルに泊まった客が,ホテルの前に巨大な客船が泊まっていたために「オーシャンビューじゃない」と言ってクレームするそうな。
まあ,これは海外まで来たんだから言いたい気持ちも分かるか。。。
大変や。
さて,旦那のブログでは橋本知事の話題になっていますが,そう言えばわたしの祖父は80歳まで歯医者をした人でしたが,大阪府会議員も満期務めた人なんです。
うちの両親の結婚式には昔の首相である岸信介と池田勇人も出席したそうです。
祖父のその才能は残念ながら子孫の誰も受け継いでいないようですね。
医者はたくさんいますが政治方面は…。
家族や兄弟でそんな話をしたことも一度もなく,何といってもわたしは政治にはもっぱらオンチで,中学でも公民だけ異常に成績が悪かった。
どうしても公民がわからないので,6歳年上の兄に早朝に家庭教師をしてもらったのを覚えています。
少ない記憶で覚えている過去の出来事の1つです。
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