今日スーパーで久々(はじめて?)泣きぐずっている3歳くらいの子供を見ました。
もちろんお母さんは全然困った様子ではありませんでした。
そもそもこの国では子育てにイライラしている人だけでなく、店員に怒っている人、気難しい顔をして歩いている人は見たことありません。
年末のあの忙しい郵便局でさえ、外まで続く長蛇の列の中、「たくさん持ってるね~」と爽やかに話しかけられたものです。
タイミングや地域によってもちろん差はあると思いますが、日本のスーパーでは当たり前の、泣きわめく子供とイライラするお母さんという風景はこの国では見かけません。
あの風景を見るといつも、わたしには子育ては無理、と感じたものです・・・。
一つの文化として、ニュージーランドでは、母親は赤ちゃんと一緒に寝ないようです。
だから赤ちゃんが夜泣きしても放ったままです。その頃から子供の自立心は芽生えるのかもしれません。
エピソードをいくつか思い出しました。
エピソード1
年末のカウントダウンを地元の知り合い宅で行いました。
そこの夫婦には2歳弱の子供がいましたが、さんざん遊んで10時ごろ寝かしつけ、そのあとわいわい騒ぎましたが子供が気がかりで部屋に様子を見に行く様子はなし。
12:00前頃からリビングで大音量のカラオケをしました。
まあ、家が大きいのもありますが。
エピソード2
日本人の奥さんとキウイの旦那さんの知り合いがいました。
赤ちゃんがいて、当然日本のように奥さんは一緒に寝ていたのですが、旦那さんはわたしたちに、「考えられない。子供ができてからぼくと一緒に寝てくれないんだ」と愚痴っていました。
エピソード3
アメリカで生まれ育ったわたしの甥は、小さいとき日本に遊びに来ると走り回ってはしゃぎましたが、狭いからか、しょっちゅういろんなところにぶつかったりこけたりしました。
でも一度も泣いたところを見たことがありません。母親(姉)も、「大丈夫? 痛かった?」みたいなコメントは一切ありません。
欧米文化でしょうかね。
その当時ちょうど大学で幼児心理学を学んでいたこともあり、思ったのですが、「痛かったねえ。よしよし」という大人のこどばは、本人は全然痛くないのに甘えて泣いていても、そう言われることによって痛いように錯覚するのでは…!?
実際子育てをしたら、自分の思うようにはきっとならないでしょう。でも、両国のいいところを取り入れたいですね。
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