今,地元の友人一家が,市内から車で1時間位のキャンプ場でキャンプしています。
遊びに誘っていただいたので,今日お邪魔してみました。
ニュージーランドはもとより,日本でもほぼキャンプの経験がないわたしは,キャンプ場がどんなものか,どんなテントで寝ているのかとか,まったく想像できなかったので,何もかも新鮮でした。
まず,そこで過ごしている人が,入り口の受付でわたしたち来客を報告します。
要するに,関係者以外はこのサイト内に入れません。
友人一家のテントはこんなんでした。大きい!

彼らは2週間ほどここで過ごしたようです。
このテントを含めて生活必需品はすべて自宅から車で運ぶそうです。
キャンプって,飯ごう炊さんとかそういうイメージでしたが,全然違いました。

中には,冷蔵庫も!
そう,電気が通ってるのです。
簡単な料理はここできるし,共同のキッチンもありました。
ここで「生活する」ということだったんですね。
さて,キャンプ場をひとまわり見学しているときにアンテナを発見。
みんな,テレビも持ってきて過ごしているのですね。

左の丸く白いアンテナは,ふつうのテレビ以外にスカイTVも見ている証拠。
宿泊施設は,4種類見ました。
各正式名称は自信ないけど…。
・上のような布でできた「テント」
・キャンパーバン(いわゆる日本でもありそうな車自体で寝泊まりできるもの)
・「キャラバン」(車で牽引して運ぶもの)
・簡易「家」
日本風の小さい三角のテントも一応ありました。
違いが分かりにくい人へ,下の写真の右にちょっと見えているのが,キャラバン。

休みになるとこれを牽引して車を走らせている人がいっぱいいます。
そして,下のようなまさに「家」。
車で動かせるようですが,まだ実際に道路を走っているのは見たことありません。
休暇中の短期間だけでなく,パーマネントの人たちもいます。
パーマネントというのは,要は,1年契約で場所を契約するということだそうです。
高い別荘を買って,その家のメンテナンスとか考えると,こういうほうが断然安くて楽しめるとのこと。
なかには,何世代にも渡って,おじいちゃんから孫までず~っと,40年近くここで契約更新し続けている人もいるらしい。
ここは,子供連れの家族に最適です。
↓キャンプ場のビーチの様子。

子供たちは,ほかのテントの見知らぬ子供たちとすぐに仲良くなって,朝から晩まで遊び倒しているようです。
子ども向けのイベントもあるそうです。
娯楽は海水浴,釣り,ボートなどなど。
自分で釣った魚をさばく場所までありました。

魚は臭いので,さばくのはここで,という規則があるそうです。
このときは,結構大きな鯛をさばいてましたよ。
見物人がいるのは,やっぱり魚をさばいたり調理するのは珍しいんでしょうね。
子供がいないので,本格的に買い揃えよう,という気合いはまだないけど,でも,キャンパーバン(?)のレンタルならわたしたちでも始められそう,と見ていて思いました。
春頃に,CMでそのキャンパーバンが(レンタルではなく販売用に)宣伝されていたのを見たときはちょっとカルチャーショックでしたけど,今日の様子を見たら納得です。
キウイの休暇スタイルをだいぶ楽しませてもらい,ニュージーランドの奥深さを痛感した1日になりました。
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