母親の教えより心理・哲学第1弾。
「人の神経はゴムに似ている」
ゴムは伸びたり縮んだりして初めてゴムの役割を果たす。
たいていの人は、無意識のうちに神経を使っては休め、使っては休め、と上手く生活している。
でも、たまに必要以上に伸ばして、緊張が高まり、ちょっとしたきっかけや気持ちのゆるみによって、片手からゴムを離してしまうことがある。
離した瞬間「あっ!」と思うが、ゴムはもう止められず、一瞬に縮んでしまう。
そうすると、もう片方の手にゴムが当たり痛い思いをする。
本人が痛いだけならましだが、近くにいる他人をも痛めるかもしれない。
そしてさらに、人はたまにこれ以上伸びないという状態まで伸ばし、そのまま放置すること、またはせざるを得ないこともある。
その状態が長時間あるいは長い月日が続くと、そのゴムは一生もとに戻らない。
ゴムとしての一生を終えることになる。
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