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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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中学英語の落とし穴4(the)

日本人が適切に冠詞を使い分けるのは大変です。
ましてや日本人が冠詞を適切「修正」できると思っていません。
優秀な校正者さんでも,ネイティブチェックが入った英文に,一生懸命,あれやこれやと手を加えてきます。
残念ながら,十中八九,朱字が間違いか,どちらでもOKの指摘です。
ほんのたまに「お主もなかなかやるのぉ~」という指摘があります。
 
最近の例を一つ挙げます。
(厳密には中学レベルかどうかの議論は横に置きます)
 
ある長文中に,I don’t have the time to go to the library.という英文。
たまたま,バイリンガルスタッフが書き下ろしてくれた文章でしたが,わたし自身はこのtimeについている定冠詞theはおかしくないという(根拠のない)自信があり,「指摘入るだろうな~」と思いつつ,でも筆者の原文を尊重するのがわたし流なので,そのママ突っ走りました。

案の定,複数名,指摘入りました。(作成過程)
 
「theトル?」

「このtheの意図は?」

 
調べてみるものですね。
 
研究社「新英和大辞典」より。
the
A 1b
「[文脈上限定的な修飾語句を伴う名詞について]」
用例:(略)
★次のような構造で不可算名詞の前に用いるtheはenoughの意味を表す。
用例(一部):
I didn’t have the time to read all those books.
He had the kindness to show me the way.
She hasn’t got the money for [to afford] a new dress.
 
こういうとき,英和辞典の日本語解説は大変役に立ちます。
 
感謝感謝!
 
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