引用は旺文社「表現のための実践ロイヤル英文法」p.92から抜粋して失礼します。
------------------------------
willの果たす役割
英和辞典を見ると,たいていwillは,まず「1《単純未来》(1)~だろう,~でしょう/例:I will arrive tomorrow. 私は明日着きます。/Kathy will leave for Athens this afternoon. キャシーは今日の午後アテネに発ちます」などのように説明されている。つまり,「~だろう,~でしょう」と言いながらも,英文用例の対訳には「~だろう」も「~でしょう」も現れてこないケースが多い。それはそのはずである。たとえそれが《単純未来》とされていようが,《意志未来》とされていようが,willは「~だろう,~でしょう」という推量とは関係のない助動詞である。
willの役割は,ただただ「これはこれからの話だよ」と伝えることだけである。
------------------------------