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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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残りの滞在 in 東京

無事日曜日にニュージーランドへ帰って参りました。
写真を見ると,食べ物ばかり(笑)。

仕事もまだエンジンがかからないし・・・,早速,写真を元に記事UPといきますか。

ラグビープロジェクトが無事終わり,いくつかの打ち上げに参加しました。
最後まで残って働いたスタッフは建設関連の人たち。
ボールや土台をを解体して,またニュージーランドに持って帰らないといけません。

彼らとの打ち上げには焼き肉(at 大門)を選択。
その前に,滞在先のホテルの屋上ですでに飲み始めている彼ら。
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その時始めて屋上へ上がったのですが,すごい眺めで感激。















食事に行ったのは8人で,日本人は夫とわたしだけ。
それが,噂には聞いていたけど,みんな,すごくいい人たち。
日本人以上に自然な気配りを見せるI氏なんか,うちらよりひとまわりも若いのに,感心です。

帰りはホテルまで歩いたのですが,東京タワーの裏がこんなことに。
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DSC01360.JPG
みんな喜んだみたいで,よかったよかった。
(右がそのI氏。見た目で判断してはいけませんねー)










おもしろいのは,夫談ですが,ニュージーランドから来たこういったスタッフのなかには,一緒に働いた日本の工事現場の人たちがかぶっている(前縁のない)ヘルメットがほしい(しかも社名入りの!)とか,タクシーの上に付いている様々なライト(サイン?)を全部揃えたい,とか,変わったところに興味を持ったって。
職業柄かしらん,見るところがちょっと違う。

ちなみに,建設時は,日本人の現場の人たちとは英語が通じなくても,ロンドンとかよりもスムーズに進んだらしい。
日本人は基本的によく働きますしね。
language barrierはno problemだったと言う彼らの話が興味深かったです。
まさに音楽のように,同じ感覚を持った人たちと一緒に何かを成し遂げるというとき,言葉はいらないのですね。

つづく。
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日本帰国で印象に残ったこと(その2)

日本に帰国してから、感激した場面がこれまでに3つ。

1つめ。
京都駅ビルThe CUBEの「西利」での漬け物ランチ。
ああ、日本人だねえ。と思う瞬間。
千枚漬けをはじめ、おかずは漬け物がメイン。
漬け物でこんなにお腹が膨れるとは想像していませんでした。
味に感動して涙が出そうになった。
ちなみに、その日の夜、京都の友人に会い、あんな塩分の多いランチ、毎日アカンで、と現実的なことを言われ、なるほど、と思う(笑)。

2つめ。
先日の記事でも書いたクラシックコンサートにて。
アンコールのハンガリー舞曲では、(ヨーロッパの)深い歴史を感じざるを得なかった。
それは、オケや指揮者の技量、もしくはその組み合わせなどあるのかもしれないけれど、わたしはその音楽と演奏の「深み」に、ただただ、感動した。
少なくとも、ニュージーランドのような若い国や、南国リゾートなどで同じ演奏を聴いても、同じ感動を得られないと確信した。

3つめ。
本日のランチタイム。
今回は「食」に感動したのではありません。
今日のランチタイムは神保町でした。
お決まりの壹眞珈琲店に行こうと路地裏に入ると、そこで「BIGBOY」というJazz喫茶に出会った。

ずいぶん前からあったのか?今まで全然気づかなかった。
店内に入ると、予想以上の大音量だった。
お客はもう1人(恐らく常連客)とわたしだけ。(途中で常連客が2,3人入ってきた。)
店内はカウンターとテーブルが4つほどの小さめの喫茶で、ちょうどA.SAXの曲だったのですが、すぐそばで吹いているのではないかと思うような、繊細な音質と、そして迫力だった。

わたしが大きなスピーカーを珍しそうに見ながら席に着くと、喫茶のマスターは、ジャズとは無縁そうな小娘(おばはん)が入ってきたから、気遣ってか、「うるさいですが、大丈夫ですか? ここはジャズ喫茶です」と、意外と腰の低いマスターでそれも印象的でした。

BLTサンドウィッチのセットを注文し、巨大なスピーカーの正面で、約1時間JAZZを堪能しました。
オチは、会計の時にもらったミルキーの飴ちゃんで、漫画のように歯の詰め物がとれた。
(はあ・・・。NZに帰ってからまた歯医者やなあ・・・)


さて、ようやく自由な時間となりました。
決して社交的とは言えないわたしにしては、仕事関連も夫のイベントのお付き合い関連も、よくがんばったと思う。
(ラグビーボールはロンドン・パリを超える入場者数を記録し、無事、大成功に終わりました)

東京に入った頃はかなりきつかった。
マッサージのおじさんにも、背中周りの堅さからか、呼吸困難寸前の状態まできている、と言われ、精神的にも薬に助けられながら、ここまで何とか生き延びた。

今回の帰国では、日頃から大変お世話になっている方以外は、親戚・友人・知人含め、お声をかけてくださった方にのみお会いさせていただきました。
この場を借りて弁解させていただこうと思います。

明日からは少しゆっくりしたいと思います。

ではまた。

オケのコンサートでクールダウン

クールダウンもクールダウン、やや強引でも行って良かったわあ。
前日予約で海外オケのコンサートに行けるって、やっぱこれこそ東京です。

サントリーホール
シンシナティ交響楽団
バーヴォ・ヤルヴィ指揮
曲目:
バーンスタイン「キャンディード序曲」
シベリウス:「ヴァイオリン協奏曲」(庄司紗矢香)
ドヴォルザーク「新世界」
今回は2階のC10列6番で堪能しました。

「新世界」は幼い頃からよく聞いているわりに、生演奏は初めてかも。
上手く言えないのですが、子どもの時によく聞いた曲というのは、不思議なもので、大人になってしょっちゅう聞いてもいないのに、演奏中にメロディーが頭の中で先へ先へ進むという現象が起きます。
はじめて聴く曲と、またCDとも、聴き方が全然異なるんです。

この3曲ももちろんよかったのですが、アンコールが3曲あり、そちらで久々に感動しました。
アンコールはブラームスのハンガリー舞曲5番、6番、シベリウス「悲しきワルツ」。
こういうのん、今ドキ風に言うと「ヤバイ」って言うんですかね。
悲しきワルツは、3拍子が大好きなわたしとしては、反則です。

というか、オークランドでのコンサート(NZSO)では、わたしの知る限りアンコールはいつもないので、3曲もあると得した気分です。

コンサートの後、歩いて麻布十番に行きました。
麻布十番に行くといつも立ち寄るのはモンタボーというパン屋と、Humans Bという鞄店。
去年はじめてその鞄店を知り、すっかり気に入って、今年はリュックを買っちゃった。
(とりあえずクローゼットに隠しとこ…。大阪ですでに帽子3つと鞄1つ買っちゃって…。帰国すると感覚がおかしくなるいつものパターンです…)

更科でそばもいただきました。

ついでに、
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今日の朝のボール近辺の様子。










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マオリのショーもあります。
彼らの背後がボールの入り口です。











日本帰国で印象に残ったこと(その1)

帰国後の出来事、および、印象に残った日本らしい一面。

関西で
1.関空に降りたとき、数人の若いスタッフの言うこと(関西弁)が聞き取れなかった。(もにょもにょ話す人が異様に多かった)

2.関空からの長距離バスを待っているとき、前に並んでいる2組が、列に鞄をおいたままどこかへ行ってしまった。(やっぱり日本はまだまだ安全な国ですね)

東京で
3.土曜日の朝からカフェで爆睡している若い女性。

4.別れ際に重ねてお辞儀をしながら後ずさりして、後ろを通りがかる通行人とぶつかるビジネスマン。

5.週末にスーツで歩いているビジネスマン。

6.電車のホームのスピーカーから聞こえてくる鳥の声。

7.電車で大口開けて上を向いて爆睡している若者。

8.カフェでアイスコーヒーの持ち帰り注文後の店員の一言が聞き取れなかった。
聞き返すと、「お手下げ袋はご入り用ですか?」と言ったと思うが、聞き取れなかったと思われる理由は2つ。
「手提げ袋に『お』がついていたのでぴんとこなかった?」「たかがコーヒーのテイクアウトに手提げ袋を使うなんて頭になかった!」

9.駅構内のコンビニの若い女性も聞き取れなかった。ハンカチを買ったのですが、
「袋はご入り用ですか?」を、「すぐお使いになりますか?」と聞き違えてしまった…。

てな感じで、1,8,9に関してはやや真剣に悩んだ。
耳が遠くなった? 単に疲れているだけ?

そして今夜、DKさん夫婦から、豪華レストランでのディナーに招待いただいた。
席について、会話が始まって、向かいに座ったDKさんの英語が聞き取り辛かったので、席を変えた方がよいか、それともバックミュージックが大きいのか?と聞かれたので、恐らく後者だと答えました。
なので、ウェイトレスにバックミュージックの音量を下げてもらうように、丁重に頼んだら、よく聞こえるようになった。
「実は、帰国して以来、(日本語の)聞き取りに問題を抱えている」と言ったところ、DKさんはすかさず「それは非常に静かな国から来たので、いろんな騒音で混乱しているんだよ、きっと」と言った。

なるほど!
昔からやかましい(にぎやかな)居酒屋がホントに苦手なわたしだけど、ニュージーに住み始めてからさらにつらくなったんだろうね。。。

さて、この環境に慣れる頃には、もう北海道かな!?

帰国6日目

日本に帰国して今日で6日目。
ようやく、ホテルで少し時間ができたと思ったとたん、ホームシックか?
ニュージーのお家と猫ちゃんたちが恋しい。。。

おとといの夕方から東京で、すでにのどをやられたようです。
声がかれ始めました。
ふだんあまりしゃべらないのに、この1週間弱でおよそ3か月分くらいしゃべったんじゃないかと思うくらい。
それにプラス、空気の悪さもあるでしょうね。
子どもの時はじめて大阪から東京に来たとき声がかれたのを思い出す。

今日は友人がベビーカーで2時間かけて東村山から東京タワーまで来てくれました。
今夜はこの後舞浜イクスピアリでDKさんとお食事。

明日は終日オフとしました。
午前中はホテルでお仕事、午後はサントリーホールでのコンサートを予約しました。
騒音から解放され、少しクールダウンできればなと思います。
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