書き言葉 VS 話し言葉
関係代名詞を使った会話より。
A: What are you doing?
B: I'm looking for a watch which my father gave me.
A: What are you doing?
B: I'm looking for a watch
which that my father gave me.
「会話」では,関係代名詞目的格はよく省略しますが(原則,会話では単語数は自然と少なくなり,my father gave to meではなくmy father gave meであるのもその理由の一つ),ここでは関係代名詞を使うことを前提とします。
上記青字の修正について,口語ではwhichよりもthatが好まれるのですが,この文の場合,別の理由もあったようです。さて,何でしょう?
ネイティブコメント
[“watch which” is a bit hard to say.]
ダイアローグを執筆するとき,スピーキングの文章などを執筆するときは,一度,自分の英文を声に出して読んでみたらよいと思います。
特に,リスニングは実際にネイティブが文字を読んで録音することを忘れずに。
英検などのスピーキング原稿は,発話の「リズム」を気にして書くと,結構楽しいものです。
また,ちょうど昨日のブログ記事ではないですが,この手の修正はネイティブならではですよね。
追伸:
このBの文ですが,ちょうど似た文が今年の静岡県入試大問3に英作文として出ました。
県の模範解答は(略)となっていますが,O社全国高校入試問題正解の解答例をご覧あれ。
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