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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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婦人科治療

さて,4日間仕事を休む宣言・・・の本来の理由はココにあり。

医療系の話が苦手な方は,ページを閉じてくださいね。念のため。

今現在,健康には何も問題ないので,ご心配無用です!!

ニュージーランドで似たようなルートを辿る方がいるかもしれませんので,役に立てばと思います。
海外での医療関連は誰だって不安や疑問があるものですものね。

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①2009年10月27日 人間ドック(大阪)
 
婦人科で「D(治療要)」が出ました。
…子宮頸部細胞診で異型細胞が認められ,精密検査を要する。
  クラス:Ⅲa 疑陽性 細胞量:中 (CIN-1)

 
②2009年12月
 
地元のGPに行って相談し,信頼の置ける婦人科を紹介していただくことになりました。
→約2か月待ちの2/11に検査予約。
(このとき,GPの先生は,CIN-1はこの国では問題ないレベルです。でも一応検査受けた方がいいですね,と言いました)

 
③2010年2月11日
 
婦人科専門医にて,Punch Biopsyという検査を行いました。(日本語で組織診?)
→翌週には電話で結果を知らせてくれるはずだったが…。

 
④2010年3月1日
 
ようやく婦人科から電話。「ドクターが直接結果を伝えたいから来院するように」と言われる。
→3日後の3月4日に面会予約。
(この4日間,結構不安で,いろいろ考えましたね。呼ばれるということは,何か問題あったんだろう…と普通は思いますよね…)

 
⑤2010年3月4日
 
検査結果はHigh-grade abnormalities CIN-2 and CIN-3(高度扁平上皮内病変)
(異型細胞が,日本での結果のCIN-1から少し進んでいたようですね)
 
看護婦さんが何度も何度も「ガンじゃないですよ」と。(説明中にパニックになる人が多いらしく…)
治療せずにそのまま放置しておくと子宮頸癌になりますよ,という細胞だとのことで,Wire Loop Excisionという治療法でそれらの異型細胞を摘出することになりました。(LLETZ  Treatment of the cervix)
日本語でループ電気メス切除法(LEEP)ですかね。
与えられたパンフレットにはこの治療法が一番上に,次にLaser Treatment(レーザー治療),Cone Biopsy(円錐切除術)などが載っていました。

 
⑥2010年4月15日
 
朝10:30に治療に行きました。メスを入れるわけではないので,大がかりな手術ではありません。食事制限なども一切ありません。
 
実際に「ブーン」という音とともに取り除くのはたったの5分くらいで,治療前の説明,患部麻酔から終わってからの休憩まで含めて,病院にいたのは1時間程度でした。

麻酔は,説明書によると,心拍数が上がって足が震える可能性など書いてありました。
わたしの場合,前者は確かにありましたが,後者はありませんでした。個人差があるようです。
 
治療後は糖分が必要らしく,ソファで暖かい紅茶と砂糖のまぶしたクッキーが2枚出ました。
30分ほど休憩して普通に帰宅しました。
 
治療の説明書の通り,Take life quietly for a couple daysということで,昨日と今日は,仕事はほんの最小限で,家でゆっくりしています。
治療後3週間は重いものを持ったり,激しい運動や入浴(シャワーのみ)をしないこととあるので,しばらくおとなしくしてます!

感染を防ぐ薬を飲んでいます。
2~3回お腹が痛んだだけで,今現在も何も辛いことはありません。
 
今回摘出した細胞の検査結果は7~10日で出て,それで問題なければ,1か月後,半年後,…の定期検診でよいみたいです。
妊娠・出産も問題ありません。
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子宮癌は遺伝は関係ないようですが,うちは母も祖母も子宮癌だったので,ある意味身近なことです。
まあ,途中過程で気疲れは多少ありましたが,何よりも,早めに見つかってよかったということで…。
歳をとるに連れて誰しもが何かしらありますしね。

人生,心も体も,健康一番!
 
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たかがsome,されどsome(2)

念のため…家にあるすべての英和辞典でsomeの意味と用例を確認した。

すると,

some
①いくつか[いくらか]の,多少の(不特定の数量を表し,日本語訳を要しない場合もある)

There's some cake in the fridge, . . .
(冷蔵庫にケーキがいくつかあるけど,・・・)

疲れが…。
逆に,少し休養したほうがいいんじゃない?って言ってるのかな。

明日から4日間,仕事休みます…。
 

たかがsome,されどsome

久々に,一つ記録しておきます。

I’d like some water, please.
I'll boil some water.
Drink some water.
Would you like some tea?

といった表現で使われるsome。
 
「お水をいくらかください」
「少しお茶をいかがですか」
「もう少しお茶をいかがですか」
 
お察しの通り,まだまだある。
Are there any children in the room? 「部屋の中に何人か子どもがいますか」
文脈のないSome studentsを,勝手に「一部の生徒」としたり。
 
どうしてもsomeやanyを訳さないと気が済まないようです。
 
あいにく,生徒・学習者の話ではありません。
幾度も目の当たりにする,教材執筆者,編集者,(学校・塾の)先生方,翻訳者によるものです。

つぶやき(仕事)。


food cooked by me

とか

make me happy

とか

お決まりの中学エイゴから解放されたい…。

書くための文法,話すための文法

「表現のための文法」というのは,「表現する」=「書く」「話す」の両方を意味します。

前にも書きましたが,(大人用も含めて)日本の英語教育では,ごちゃ混ぜになっているのが現状だと思います。

「書く文法」と「話す文法」がこんなに違うのか,あるいは本で学んだ文法は会話ではこう使うのか,というのは,両方を実践した(している)人にしかわからないでしょう。

日本で英語をしょっちゅう「書く」仕事をしていても「話す」機会がほとんどない人は多いでしょう。
英語圏でしょっちゅう英語を「話す」機会があっても,英語をマジメに「書く」機会はほとんどないでしょう。
どちらの立場の人も,残念ながら,自ら努力して機会をもたないと,両方の分野に長けているとは言えません。


「話す文法」の例として,助動詞(推量)を挙げてみようと思いました。

〈can't [cannot]+動詞の原形〉 「~はずがない」

正式な文(書き言葉): It can't be true. 「それは本当のはずがない」

話し言葉: It can't be! 「そんなバカな!」

カタカナ表記はよくないですが,敢えて書くなら,発音は「イッ キャンビ!」で,「キャン」が強く発音されます。


そして,このようにひと言で応答するとき,確信度によって使う助動詞を変えるだけです。

「そうに違いない」と確信しているとき。
It must be. [Must be.]

「恐らくそうだ」と思ったとき。
It should be. [Should be.]

あり得ないと思ったとき。
It can't be. [Can't be.]

このように書いていくと,馴染みのある1語が頭に思い浮かぶと思います。

Maybe.

この語の存在があるから,文頭の It さえ省略されて,
Can't be. / Must be. / Should be. / Could be. / Might be. . . .
のようになる[聞こえる]のかも知れませんね。

さて,これらの応答(会話表現)は学校では習いません。
あくまでIt must be true.のような「主語+動詞~」が基本です。
理由の一つは,主語や補語の省略とか,くだけた言い方では・・・などと言い出すと,生徒は混乱するだけだからでしょう。

ですが,個人的には,書き言葉用の基本文法をしっかり学んでいれば,会話は慣れなので,実際に話す必要性が出たときに十分基本文法は生かせると思います。(実体験が物語る…)

重要なことは,学ぶ際,教える際に,「書く」と「話す」が全然違うこと認識しているかどうかだと思います。

そもそも,前々から,「会話文を読む」ことに異議があるわたくしです。
実際の「会話」を文字で表すことは不可能に近いからです。

勝手な憶測ですが,昔は英語の試験にリスニングがなかった=筆記しかなかった→対話文は筆記(読解問題)で扱われた→リスニングがメジャーとなった今でも対話文読解が残っている。

英語圏が作成する英語の試験に対話文読解などあるでしょうか・・・?
もちろん,会話の内容を理解する,正しい応答を選ぶ,などの設問形式はそれ相応に意味があるのも確かなのですが,不自然な会話を「読む」たびに,思うところがあります。

少なくとも,英語を「読む」学習のときは,しっかりした基本文法で書かれた英文を,英語を「聞く」学習のときは,英文法や構文などにこだわらず,限りなく生に近い会話をひたすら聞くのが理想だと思います。
重要な部分以外は聞き流してよく,何が省略されているとか冠詞がどうだったとか重要ではなく,会話の主旨を聞き取る練習ですね。

まあ,理想は理想に終わるのですが・・・。
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