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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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TOEIC熱の実感

TOEICの仕事をしている割にTOEIC大好き人間でもないわたしですが,なぜこのTOEICがそんなに重要なのかを実感しました。

というのは,夫がリクルートサイトに登録しているのですが,時々TOEICを受験しており(ちなみに,NZでは日本よりも実施回数が多い),今回受けて50UPしたそうです。そこでTOEICの点数を履歴書に更新したら,なんと2日間で3件もの紹介が!

TOEICの点数で英語力は測れないと信じるわたしですが,応募者が多くてTOEICの点数でふるいにかけているというのが現実でしょうか。
本当に必要な人材を逃すこともあるかと想像すると,悲しい気もしますが。

ところで,中学・高校の英語教師のTOEICの点数が低いという記事を読んだことがありますが,これも賛否両論ですね。
果たして学校の教師にTOEICの点数は必要なのか? わたしはそうは思いません。そもそも教師に必要なのはビジネス英語ではないはずです。生徒にビジネスに必要な英語を教えるでしょうか?
さらに,教師に重要な能力は読む・聞くよりもむしろ書く・話すだと思います。
普段のお仕事から,教師の書く・話す,すなわち英語による表現能力は垣間見ております。生徒に正しい英語を書いてあげて欲しい,生徒に正しい英語で話しかけて欲しい。決して批判ではなく,単に日本の教育制度及び試験制度では,ライティング・スピーキングを学ぶ機会が圧倒的に少ないのだと思います。

そこで,わたしがブログで何度も推薦している『ケンブリッジ英検』,読む,話す,聞く,書くの4技能を同等に測ることのできる試験です。(FCEは文法もあり)
しかも,内容は日常生活の英語で作られている点から,これこそ教員に必要な英語力を測るのにぴったりではないか?!

わたし自身は12年前にNZで受けましたが,3か月のコースを通して相当勉強しました。
そして,合格という結果よりも,学習過程で学んだことが今でも大きな財産と自信につながっています。

中学・高校の教師採用試験で「FCE合格」が条件になったら…と,陰ながら切に願います。
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