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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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ホキアンガの旅

しばらく写真を載せていなかったので、先月旅行した先のものを引っ張り出してきました。

北島のオークランドのさらに北にあるホキアンガという村です。
ニュージーランドに初めてやって来たのはクペという人です。約1000年前のことです。
彼はこの地にカヌーに乗ってやって来ました。
言うならばホキアンガはニュージーランド発祥の地ですね。特にマオリの人にとってとても神聖な地なのです。
この村すぐ近くにはニュージーランドで有名なカウリの森、ワイポウがあります。

主人のつてでそこのあるホテルに滞在させていただきました。
いろいろ体験したのですが、最も珍しかったこと、それはホテルについて早々ホテルのオーナー、シェーンさんが、
「crayfish(伊勢エビ)をとりに行くからついてこい」と言うのです。
レストランで使うものを養殖しているらしいのです。

ホテルの砂浜にはこんな手こぎボートがあり、

DSCF0446.JPG
(これに大人3人が乗ったんです)

 









言われるがままに乗って、こんなところに向かいました。

DSCF0449.JPG
この生け簀には約700匹のcrayfishがいるそうな。
伊勢エビをこういうふうに養殖してホテルで出すなんてなかなか粋なことしますよね。











そしてボートからこの生け簀に乗り移って、こんな風にcrayfishを「ごっそり」取り、

DSCF0461.JPG












取ったcrayfishはこんなたくさん。

DSCF0465.JPG












なかなかこんなふうに伊勢エビを見る機会はないですよね。

mussel(ムール貝)も取ったんですよ。この外側の壁に山ほどへばりついているのです!
好きなだけ取っていいと言われ、遠慮なく…。

ホテルに帰り、早速調理してくれました。取れたてです。

DSCF0470.JPG

 

 
 













DSCF0468.JPG









もちろん伊勢エビも美味しいのですが、このmusselが最高でした。ちなみにこのmusselはメニューにないもので、私たちのために特別に茹でてくださいました。海草もついたままで、写真ではそうでもないのですが、こんな美味しいムール貝は初めてでした。

この旅ではマオリの人とたくさんお話をしました。
主人と彼らは難しい話をいろいろしていましたが、私に伝わったのは彼らはいわゆる先住民というイメージではなく、かなりビジネスに熱心で、本当にこのホキアンガにたくさんの人が来てほしいと願っている様子でした。
でも、自然が荒らされるので、あまりにたくさんの人は困る。というのも観光業に素人である私には新鮮な話で、彼らの自然を大切にする気持ちも十分に伝わってきました。
まもなくカウリの木と日本の屋久杉が姉妹木になるという話など、彼らは日本に対する思い入れも強かったのが印象的です。
その記念碑を作る予定地も見せてもらいました。
近い将来日本人の旅行者がここを訪れたときには植林ができるようにするそうです。
ホキアンガの海岸が一望でき、「最高の眺めでしょう」という彼らの輝いた目は忘れません。

このホテルには2泊して、カウリの森をガイドするFootprints Waipouaというツアーや、

DSCF0471.JPG














DSCF0473.JPG















ホキアンガ湾のクルーズのツアーなどにも参加させていただき、

DSCF0480.JPG














DSCF0511.JPG















いずれもマオリの方たちのガイドで、歌をたくさん聴かせていただきました。

日本人にはまだまだ無名のこの地ですが、機会があれば是非、というお勧めの地です。
ホキアンガ、また行きたいですね。
自然も歴史も非常に深い、とてもすばらしい地です。
 

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