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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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東京4泊5日

東京でよかったこと:
・ビジネスのキャッチアップ
・友人に会えたこと
・質のよいマッサージ
 
東京で辛かったこと (ご心配かけた皆さますみません!):
・人が多すぎる,息苦しい,お決まりで電車に乗って具合が悪くなる
・体調悪くて食事がほとんどできなかった。せっかくの食事でも味がわからない
 (帰ったらさらに2キロ減ってました。移住後8か月ほどで10キロ痩せました。はい。健康的でないかもしれません・・・)
・店の中,ホテルの部屋,何もかもが狭い
・臭い,特にタクシー,喫茶店
 
東京で目についたもの:
・顔に表情がない店員
・ロボットのような笑顔の店員
 
あくまで東京=日本とは思っていないので,実家関西に帰ったら別の感想だったと思います(笑)。
 
ニュージーランドに戻った朝の感想:
・人が少なくて空間がゆったりして安心
・空気がおいしい
・鳥の鳴き声がうれしい
 
今のところわたしはやっぱりニュージーランドのほうが合うみたいです。
東京はビジネス的には最高ですが,わたしが生活するところではないと改めて感じました。

次回からは,帰国は実家のある関西を拠点に,関西から東京に移動という形にしたいと思いました。
永住権が取れればJapan Rail Passとかいうの(安く新幹線が乗れる)を買えるらしいから,それを期待しつつ…。
次は関西に帰ります!
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誤解されやすいニュージーランドの規模

ニュージーランドという国がどれくらいの規模か知らない人は意外に多いですよね。

今日旦那から面白いエピソードを聞きました。
言わずとしれずアウトドアのモンベルの社長とその秘書が,ニュージーランドはアウトドアの天国だからと飛行機で営業にやって来たことがあるらしいのですが,秘書が飛行機の中で「ニュージーランドの人口は400万人,羊の方が多い」と書かれた雑誌を見て愕然としたらしいです。
そんな小さい国に私たちは向かってるの?
結局今,ニュージーランドにはモンベルはありません。

ていうか,調べてから来てくださいね。

ちなみに,人口400万人とは,横浜市より少し多い程度,関西の方のために,昼間の大阪市の人口より少し多い程度の人が,日本国の70%くらいの面積に住んでいるということです。

また,日本に住んでいるニュージーランド人は約4000人。
旦那が日本の局長(ニュージーランド人)と賭けをしているそうです。

ニュージーランドにいる日本人は何人くらいか?

旦那は1万人はいると言い,局長はそんなにいるか! と言ってるそうです。
旦那は,ワーホリが年間5000人程度だから,永住者含め長期滞在が5000人以上いると見ているようです。

あと,なぜニュージーランドがそこまで日本人に人気が上がらないのかは,飛行機代が高いというのはあります。
オーストラリアなんか日本からたまに数万円とか出てますよね。
ではなぜニュージーランドへの飛行機代がそんなに高いのかは,日本とニュージーランド間をビジネスで行き来する人が少なすぎるからだそうです。

まあ,これは当分変わらないでしょうね。
もっと安ければ,わたしもしょっちゅう日本に帰れるのですが…。

日本の過剰

ニュージーランドで過ごしていると,日本の過剰・過保護が浮き彫りに。

まず,ここは安全というものの意識が薄いか? 旅先で山の中をハイキングしても柵はなし,海にまっしぐらという崖にも柵はなし(日本の田舎にもありますね),トロッコに乗っても窓がなく,誤って手を出したら大けがをしそうなものなのに,手を出すなという小さい看板が通過地点にあるだけ。見逃すっちゅうねん。
日本だったら考えられない危険がいっぱい。
いいようにいうと自然そのまま楽しめます。
こっちの人は何かあってもみんなクレームしないんですかね…。

日本の過剰な包みもこちらの人に昔うけました。文化の違いですね。
百貨店(関西人!)ではそこまで何重にしなくても,というのがありますよね。
紙がもったいない。とたまに思うことあり。
もったいないついでに,最後に住んだマンションの下のスーパーでは,店員がすぐにレジ袋を2重にするんです。
レジ袋は持参でというスーパーががんばってるのに台無しですね。

最近ひとりで笑ったのは,カレールーの裏面の説明。
市販のハチミツを入れるときの注意書きとか,カロリー表示に「ご飯は含まれていません」という注意書きとか。
まさに消費者からのクレームがあるんでしょうね。
表示がどんどん小さな字になって,そのうち小さくて読めないというクレームが出たりして(笑)。

でも,日本の過剰もよい面はいっぱいあります。
特にホテルのサービスに違いを感じるかな…。
こっちは適当なこともいっぱいありますから。特に時間に関わることとか。

過剰なサービスに高い値段を付けるのも日本の特徴ですね。
お金を積めば何でもやってくれることがありますが,ニュージーランドではそういった感覚はないし,みんな自分でする方が好きというのもあります。

これもあれも日本は人口が多い故でしょうかね。
消費者やお客さんのクレームを押さえる&逃れるためには何でもするところありますよね。
大手旅行会社のツアーでは,ホテルから歩いて5分くらいのレストランにもバス1台出してお金を取るらしい。
客から「歩かせた」というクレームがあるそうだ。
オーシャンビューのホテルに泊まった客が,ホテルの前に巨大な客船が泊まっていたために「オーシャンビューじゃない」と言ってクレームするそうな。
まあ,これは海外まで来たんだから言いたい気持ちも分かるか。。。
大変や。


さて,旦那のブログでは橋本知事の話題になっていますが,そう言えばわたしの祖父は80歳まで歯医者をした人でしたが,大阪府会議員も満期務めた人なんです。
うちの両親の結婚式には昔の首相である岸信介と池田勇人も出席したそうです。
祖父のその才能は残念ながら子孫の誰も受け継いでいないようですね。
医者はたくさんいますが政治方面は…。
家族や兄弟でそんな話をしたことも一度もなく,何といってもわたしは政治にはもっぱらオンチで,中学でも公民だけ異常に成績が悪かった。
どうしても公民がわからないので,6歳年上の兄に早朝に家庭教師をしてもらったのを覚えています。
少ない記憶で覚えている過去の出来事の1つです。

泣きぐずる子供がいない

今日スーパーで久々(はじめて?)泣きぐずっている3歳くらいの子供を見ました。
もちろんお母さんは全然困った様子ではありませんでした。

そもそもこの国では子育てにイライラしている人だけでなく、店員に怒っている人、気難しい顔をして歩いている人は見たことありません。
年末のあの忙しい郵便局でさえ、外まで続く長蛇の列の中、「たくさん持ってるね~」と爽やかに話しかけられたものです。

タイミングや地域によってもちろん差はあると思いますが、日本のスーパーでは当たり前の、泣きわめく子供とイライラするお母さんという風景はこの国では見かけません。
あの風景を見るといつも、わたしには子育ては無理、と感じたものです・・・。

一つの文化として、ニュージーランドでは、母親は赤ちゃんと一緒に寝ないようです。
だから赤ちゃんが夜泣きしても放ったままです。その頃から子供の自立心は芽生えるのかもしれません。

エピソードをいくつか思い出しました。

エピソード1
年末のカウントダウンを地元の知り合い宅で行いました。
そこの夫婦には2歳弱の子供がいましたが、さんざん遊んで10時ごろ寝かしつけ、そのあとわいわい騒ぎましたが子供が気がかりで部屋に様子を見に行く様子はなし。
12:00前頃からリビングで大音量のカラオケをしました。
まあ、家が大きいのもありますが。

エピソード2
日本人の奥さんとキウイの旦那さんの知り合いがいました。
赤ちゃんがいて、当然日本のように奥さんは一緒に寝ていたのですが、旦那さんはわたしたちに、「考えられない。子供ができてからぼくと一緒に寝てくれないんだ」と愚痴っていました。

エピソード3
アメリカで生まれ育ったわたしの甥は、小さいとき日本に遊びに来ると走り回ってはしゃぎましたが、狭いからか、しょっちゅういろんなところにぶつかったりこけたりしました。
でも一度も泣いたところを見たことがありません。母親(姉)も、「大丈夫? 痛かった?」みたいなコメントは一切ありません。

欧米文化でしょうかね。

その当時ちょうど大学で幼児心理学を学んでいたこともあり、思ったのですが、「痛かったねえ。よしよし」という大人のこどばは、本人は全然痛くないのに甘えて泣いていても、そう言われることによって痛いように錯覚するのでは…!?

実際子育てをしたら、自分の思うようにはきっとならないでしょう。でも、両国のいいところを取り入れたいですね。

新宿駅とニュージーランド

今日,仕事の中で,「新宿駅は世界でいちばん混雑した駅だ」という英文に出くわしました。
東京生活5年,人混みの苦手な私は,できれば避けたい駅の一つでした。

夜,旦那に言ったら,「知ってるよ。新宿駅の1日の乗客者数が約4万人だから,ニュージーランドの人口と同じや」
え~~~!!
駅1つと国が同じ?

新宿駅が異様なのか,ニュージーランドの人口の少なさが異様なのか。
ニュージーランドの人口が横浜市の人口と同じくらい,というのは知っていたけど,新宿駅がそれほどとは…。

このホテル生活もあと残すこと2日。
やっと,新居に行けるのね。
早く落ち着きたいです。
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