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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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お隣さんはFinnish(フィンランド人)。

今日、ようやくお隣さんに会う機会がありました。
前のオーナーによると、おばあちゃん1人で住んでいて、ときに子どもの騒ぎ声が聞こえたので、お孫さんたちがよく遊びに来るのかな、とか思っていました。

そして今朝、ネコがデッキに出たので、一緒に出てガーデンに何が育っているのかブラブラ見ていると、お隣の犬が吠えだして、若い女性が家から出てきた。
「よし! チャンスだ」
と思って、ご挨拶した。

すると、おばあちゃんの1人暮らしはどうもわたしの勘違いだったらしく、フィンランドの家族(4,5人)がその家を借りているらしい。
しかも、来てまだ8か月ほど。

なあんだ、隣も前も、移住組で、最近引っ越してきたんだ。

デボンポートはニュージーランド人よりもイギリス人が多いという噂を聞いたことがあるけど、案外本当かも知れない。
このような古い町だと、昔から住んでいる地元民は、よそから来た人たちを歓迎しないことも多い中、なぜこの町の人たちはこうもフレンドリーなのかは、みんな欧米人に見えるから区別できないけど、案外ヨーロッパからの移住者が多く、だからわたしたちのようなアジア人も、同じ外国人として接しているのかも知れない。

ところで、その後、ヘレンさんからDevonport Villa(デボンポートにある伝統的な古い家のことをこう呼んでいる)の話を聞くと、やっぱり、ヴィラを全壊させるにはカウンシルの許可が必要で、そう簡単にはいかないだろう、とのこと。
どれだけ中がひどくても、外枠が維持できる(外見をヴィラのまま維持できる)なら、補強や改装で対処せよ、となるらしい。

また、両側がヴィラの家の改装とかも、両側の雰囲気に合うように維持しなければならないらしい。
確か日本でも、京都とか、街の伝統的な雰囲気が壊れないように建築に規則があったよね。

そして、通りの向かいのThe Worst Houseは、ヘレンさんの予想では、建築家や建築デザイナー関連の人が買い取るんじゃないかって。
もうすぐオークションです。

話変わって、うちのガーデン、よーく見ると、どうみてもネギ、どうみてもセロリ、どうみてもパプリカの小さいのん、どう匂ってもパセリ(しかも大量)が育っているようだ。

うう~ん、ガーデニングはまったく無知だから、誰かに聞いて、なんとかこれらを春までに整理しないと。
食べられるならラッキーだし、除去した方が良さそうな草もありそうだし、何せ、虫が大嫌いだから、暖かくなる前にきれいにしなきゃ。

何にせよ、1週間で帰ってくるはずだった夫が、まだ日本であと1週間戻ってこない。
引っ越してすぐに行ったので、まだこの家で暮らしていない。
デボンポートの数少ない日本人の友だちも、みんなたまたま日本に帰省している。
今週もヘレンさん家に遊びに行って、ちょっと話し相手になってもらおうかな。
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前の家の家族にご挨拶

今日,ようやく前の家の家族に挨拶できる機会があった。
English couple(イギリス人夫婦)とは聞いていたけど,とてもよさそうな夫婦。
子どもが3人で,1人はどう見てもアジア系なのだけど…,まあいいや。

彼らも,3週間前に引っ越してきたばかりらしく,大がかりな改修工事をしている。
確かに古くて見た目が大変なことになっているので,どんな人が住んでいるのか気にかかっていた。

ちなみに,道路の向かいの売りに出ている家も相当な代物で,看板のキャッチフレーズが
The Worst House
になっている。

昨日の記事の通り,築100年クラスの家が多い地域だけど,きちんと手入れしてある家は,外見は典型的なオークランドの昔の家だけど,中に入ると築100年とは思えないほど新しくしてあって,びっくりする。
そして,歴史的な家だけに価値がかなり上がるので,みんな必死に手入れする。
ヘレンさんによると,このデボンポートと,シティのポンソンビーがオークランドでいちばん最初にできた町で,だから同じような見た目の家が多いらしい。

前の家や向かいの家は,放ったらかすとこうなる,という代表作だ。
日本だと,間違いなく全部取り壊して新しい家を建てることを想像するが,それでもリフォームで家を維持するところがカルチャーショックでもあり,古いものを大事にする気持ちに感心させられる。
もしくは家は簡単に取り壊せない理由があるのかな。
ニュージーランド(全国かどうか知らないけど)では,家の外観に手を加えるときはシティカウンシルの許可を得なければなりません。

話は逸れたが,前の家の奥さんは日本で3年間英語を教えていたとのこと,「こんにちわ!」だって。
とにかく,日本を知っている人でひと安心。
しかしまあ,日本での英語教師経験ありの人の多いこと。
昨日登場のNC氏も過去Nova組である。
ネイティブならだれでもいいという時代が終わっていることを望む。

一日の始まりはNavy(海軍)とともに。

この家の通り名がWaterview Roadなので,ニュージーランドの友人には,「海の見えるいい所なんですね~」と言われるのですが,残念ながらこの家は通りの端っこで海は見えません。
(このエリアでsea viewは全く手が届きません)
マウント・ビクトリアは二階の仕事部屋から堂々と一望ですが(ランギトトも少し),特に景色のよい家じゃありません。
「景色は食べられへん」 ←うちの母の名言です。

このエリアはNavyがあり,うちのすぐ裏もその敷地内です。
ただでさえデボンポートエリアは治安がいいですが,この地域は特に警備がしっかりしているので,住人は安心して暮らしているようです。

そのNavyですが,引っ越し前から多少の騒音は覚悟していました。
確かに,トラックの行き来は多少ありますが,全く気になりません。
(最初,豊洲に住んでいた時を少し思い出しました)

早朝に,号令が聞こえます(笑)。
が,寝ていてほとんど耳に入りません。

今朝は,噂で聞いていた,音楽隊の練習が聞こえてきました。
寝ぼけていましたが,朝8時ごろじゃなかったでしょうか(爆)。
すぐ歩いていける場所に友人が住んでいますが,「わたしは好きよ」と言っていた通り,確かに不快ではない。
基本的に上手だし,逆に懐かしい感じがして,昼にやってくれたらなあ。
毎週金曜日の朝なのかなあ。

この家の初のお客はずっとお世話になっている(お世話している?)NC氏(ネイティブチェッカーではありません)。
引っ越しの翌日に少しだけ手伝いに来てくれた。

2人目のお客は近所になった上記の友人ヘレンちゃん。
仕事を手伝ってくれている方の1人で,友人と言えど,もうおばあちゃんです。
ハウスウォーミングでジンジャーマフィンを作って持ってきてくれました。
今度同じ通りの友人(別のおばあちゃん)を紹介してくれるらしい。
やっぱりわたしは同じ世代よりは年配の方たちと仲良くなりやすいようだ。

ヘレンさん曰く,やっぱりこのエリアではアジア人を見たことがないと。
その理由は定かじゃないけど,この辺りは歴史的に古い家が多いので,アジア人は新しい家を好むんじゃないかって。
ヘレンさんの家も築100年です。
うちは20年ほど。

そうそう,引っ越しで1つネタがあった。
Crownという業者だったんだけど,でっかいトラックのドアに貼ってあるシールが,ボロボロだったけど確かに佐川急便の全国は移送先リストのようなものだった。

裏のNavyからもそのうち,「バックします」なんてのたまうトラックの「声」が聞こえてくるかも。

イワシちゃん「また~?」

という様子のいわしちゃん。
DSC00760.JPG
彼女は数日前からもう気付いていたでしょう。
何が起ころうとしているか…。










彼女は2000年からずっとわたしたちの移動に付き合っています。
ごめんね~。何回も。

いよいよ引っ越しは明日!
今日はホントによく動いた~~。

それで,今日は,やっぱりお金のトランスファーで問題が生じ,それでも何とかギリギリ夕方に,無事カギの引き渡しを終えました。

不動産の担当者の方からのサプライズもあり。
DSC00758.JPG
















中はワイングラス1箱,シャンパングラス1箱でした。
夫婦2人なのでグラス2つ,ではなく,2箱,合計10個は入っていたと思う。
ニュージーランドらしいです。

事務所でカギをもらい,「車の中に渡したいものがある」と言って連れて行かれたら,後部座席からこれが出てきたのでした。
びっくりでした。

明日は何も問題が起きませんように…。

11回目の引っ越し

結局仕事は落ち着かず,引っ越しを堺に気持ちをリセット,というわけにいかなかった。

夫も少し前に異動(昇進?)になり,今そのプロジェクトで毎日激疲れ。
帰宅しても日本から携帯がじゃんじゃん。
プロジェクトは11月で終わる。

今日は車で2時間ほど?のワンガレイという所で仕事があるからと,ボスが家まで迎えに来て先ほど行ってしまった。
今日の午後の外出は数日前から聞いていたけど,泊まりだとは聞かなかったよ!

でもまあ,職場で数少ない男性ボスとうまくいっているようだし,久々に大きな責務で生き生きと仕事をやっているようなので,よかったよかった。

てなかんじで,引っ越しの準備は2人とも,時間的に余裕がない。
たぶん,車で数分の範囲の引っ越しで大きな業者を頼むのは,キウイにとってはびっくりかも知れない(聞いてないけど)。
キウイなら友人集めて,トラック借りて少しずつ自力で運びそうだ。

でも,家具とかあわせて,ここには段ボール100以上とともに来たので,荷物は2人にしてはそれなりの分量ある。
業者はCrownに頼んだ。
日本からNZへもCrownだったので,サービスの良さとか,わたしたちの荷物のデータもっているので,安心してお任せすることにした。
(当日まで一度も見に来ないというのは,やや不安だけど)

日本で言うところのすべてお任せパックといったことろでしょうか。
事前に梱包する必要はなし。
すべきことは時間を見つけてはいらない物を処分したり,引っ越し先ですぐに生活できるように家電製品を中心に物を少々購入するくらいかな。
プライオリティの低い家具などは住みながら足していく。

でも,今何よりもわたしが抱えている不安は,夫が急に8/4から1週間日本出張になったこと。
8/1が引っ越しで,2日が日曜日,インターネットがつながる『予定』の日が3日。

うぇ~~ん。
ネットがつながらない。
電気がつかない。
ガスがつかない。
アラームの止め方わからない。

わたし,この手のことホンマに(日本語でも)苦手でして…,しかもこの手のサービスはめ~っちゃ遅い国。

それ以前に,8/1,無事にカギの受け渡しができることを願わなければならない。
お金のトランスファーにトラブルが生じたり,そのほかどんなトラブルが待ち受けているかわからん。
日本では考えられないことも起こりえます,この国。

2000年に大阪の実家を離れて以来,特定の家がなく,最低1か月の,ウィークリーマンション,アパートメントホテル,友人の家でのスーツケース暮らしを含めて数えると,11回目の移動になります。
今回がいちばん不安。

でも心配しててもしゃあない,人の助けも借りつつ何とか生き延びよう。
今までもそうやって何とかやってきた。うん。
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