久々に、中学英語でありがちな質疑応答例にツッコミを入れてみよう。
疑問詞疑問文
Where does he live? ―― He lives in North Shore.
間接疑問文
Do you know where he lives? ―― Yes, I do.
いやね、もちろんそうなんだけど、質問した人の知りたいことはあくまで「彼がどこに住んでいるか」。2つ目の「彼がどこに住んでるか知ってる?」は、あくまで「間接」的に彼の住んでいる場所を尋ねているんです。
だから、Yes, I do.「うん、知ってるよ」なんて答えたら、Where?「どこなの?」ってもう一度聞かなきゃならない。そんな会話、不自然ですね。
Where ...?と聞かれたら、Yes/Noで答えずに具体的な場所を答える。
Do you ...?と聞かれたら、Yes/Noとdoを使って答える。
初級ではふつうこのように学びます。
基本なのでこれはこれでいいんですが、実際の日常会話ではどれほどYes/NoクエスチョンにYes/Noで答えているか?ってちょっと疑問に思ったわけです。特に間接疑問文は今回の例文で言うとwhere he livesの部分がメインの質問ですから、Yes, I do. / No, I don't. のような応答はあまり役に立たないと思われ・・・。
ちなみに、今回の質問に対する応答はこんな感じ?
Do you know where he lives?
―― Well, maybe in North Shore. He says ...
―― Yeah, he lives near Albany Mall.
―― I don’t know. Why (do you ask)? ←要するに、No, I don’t.ということ。
PR