全く急なことです。
昨日,裁判所からJury Summonsの通知が来た。
このニュージーランドのJury Servise制度,リストにある人物から任意に12人選ばれるようです。
5月23日に出頭せよ,との告知。
その週1週間,長くて4週間になるとのこと。
働いている人は仕事を休まねばならず,出席した分のfeeや交通費,育児費用なども出る。
また,出頭しても陪審員に選ばれないこともあるとのこと。
要するに,この通知が来ているのは12人以上いるわけで,当日その中から12人選ばれるということだろう。
選ばれなければ,その日一日傍聴で終わるとのこと。
確かに永住権を持っていてニュージーランドの国に貢献したい気持ちはあるけれど,とてもじゃないけど責任が重すぎます。
完全に理解しないで人の人生を判断する? いや,それは…
できれば辞退したいところです。
資料によると,義務ではあるが何らかの事情で免除の申請もできるようだ。
でも,65歳以上や健康上,宗教上の問題など,相当な理由がないと難しそう。
免除可能なリスト以外の箇所に,英語が十分に理解できない人は相談せよ,とあります。
すぐ下に,マオリ語,アラビア語,中国語,ヒンズー語,韓国語,フィジー語など13か国語でたぶんそう書いてある。
ヨーロッパの言語や日本語はない。
実際に陪審員になれば,裁判の内容を全部正確に聞き取り,その後guilty or not guiltyの判断をしなければならない。
その細かい過程については書かれていない。
英語の理解についてこうある。
「もしあなたが英語でのグループディスカッションで理解ができ参加できるなら,恐らく陪審を務めるに十分理解できるだろう」
いや,日常の話じゃないでしょうから・・・
ことばの問題で本当に免除が可能なのか,でもどうやって免除してもらうのか?
用紙の書き方もよくわからない。
忙しくなければ調べるのも「よい経験だ」と思えるのだろうけど,何もこの1000ページマラソンのタイミングでなくても・・・。
泣きたい気分です。
NZ在住日本人にこの通知が来る確率は見当がつかないけれど,その後の経緯をまた報告します。
今後また誰かの参考になるならば・・・。
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