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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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陪審員の呼び出しが来た

全く急なことです。

昨日,裁判所からJury Summonsの通知が来た。
このニュージーランドのJury Servise制度,リストにある人物から任意に12人選ばれるようです。

5月23日に出頭せよ,との告知。
その週1週間,長くて4週間になるとのこと。
働いている人は仕事を休まねばならず,出席した分のfeeや交通費,育児費用なども出る。

また,出頭しても陪審員に選ばれないこともあるとのこと。
要するに,この通知が来ているのは12人以上いるわけで,当日その中から12人選ばれるということだろう。
選ばれなければ,その日一日傍聴で終わるとのこと。

確かに永住権を持っていてニュージーランドの国に貢献したい気持ちはあるけれど,とてもじゃないけど責任が重すぎます。
完全に理解しないで人の人生を判断する? いや,それは…
できれば辞退したいところです。

資料によると,義務ではあるが何らかの事情で免除の申請もできるようだ。
でも,65歳以上や健康上,宗教上の問題など,相当な理由がないと難しそう。

免除可能なリスト以外の箇所に,英語が十分に理解できない人は相談せよ,とあります。
すぐ下に,マオリ語,アラビア語,中国語,ヒンズー語,韓国語,フィジー語など13か国語でたぶんそう書いてある。
ヨーロッパの言語や日本語はない。

実際に陪審員になれば,裁判の内容を全部正確に聞き取り,その後guilty or not guiltyの判断をしなければならない。
その細かい過程については書かれていない。

英語の理解についてこうある。

「もしあなたが英語でのグループディスカッションで理解ができ参加できるなら,恐らく陪審を務めるに十分理解できるだろう」

いや,日常の話じゃないでしょうから・・・

ことばの問題で本当に免除が可能なのか,でもどうやって免除してもらうのか?
用紙の書き方もよくわからない。

忙しくなければ調べるのも「よい経験だ」と思えるのだろうけど,何もこの1000ページマラソンのタイミングでなくても・・・。
泣きたい気分です。

NZ在住日本人にこの通知が来る確率は見当がつかないけれど,その後の経緯をまた報告します。
今後また誰かの参考になるならば・・・。
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陪審員その後
この件のその後の報告です。わたしは健康上に若干の問題・不安があるので,GPに手紙を書いてもらい,免除申請をしました。(結局,言葉の問題は書きませんでした。)そして,昨日,受領したとの手紙が届きました。ただ,陪審員の呼び出しは完全にランダムに行われるので,また通知が来るかも知れないとのことです。
も~ 2011/04/19(Tue)11:10:04 編集
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