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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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ウェリントン旅行ジャズ三昧(第2日目)

【第2日目】

街歩きつづき
午前中 ケーブルカーでBotanic Gardensへ
ランチは庭園内のカフェで
午後3時半~ 野外ステージで国内のビッグバンドの演奏
夜6時~ ポーランドから来たカルテットをホールにて鑑賞

今日もジャズ三昧!
なんて幸せな日々。
午後,ビッグバンドが2バンド,野外ステージで演奏していました。
DSC00392.JPG
見ての通り,野外ステージはなんらふつうの様子ですが,観客をご覧あれ。
みんな,地べたに座っています。









そして,舞台の前で立っている黒い服の男性が見えるでしょうか。
彼は,1人で踊っています。

舞台の端の方では,ミュージックフェスティバルではお決まりのダンサーがペアで踊っているのですが。
DSC00397.JPG












素人なりにも2バンドともよかったのですが,なんだか後味がよくなく,このあと急遽,夜の(ホールでの)プロのコンサートを予約しました。

ポーランドから来たトランペットのTomasz Stanko Quartetというバンド。
まったく知らないけど,なんかすごかった。
いわゆるヨーロッパジャズだけど,飽きなかったですね。
休憩なしで,ぶっ通し1時間半。彼らはすごい。


さて,今回の旅はお茶の回数が半端じゃなかった。
もう歳かな…すぐ疲れるんだなあ。
Cuba Streetのカフェのアイスコーヒーは美味しかった。
DSC00385.JPG
ウェリントンのコーヒーは濃いと聞いていたけど,ほんとに。
美味しいわあ。














ちなみに,この日の夕食は,地中海スペイン料理。
これもかなり美味しかった。
DSC00402.JPG
Tory Street沿いにあります。











両側のテーブルの人たちはメイン1品だけのようでしたが,わたしたちはちょっぴりスペイン料理通。
DSC00399.JPG
味は文句なし!
このあと,しっかりとイカスミのパエリアを食べましたが,写真がピンぼけで。。。









旦那は,スペイン人のウェイターとスペイン語で挨拶を交わしていました。
あっ,会話じゃなく,挨拶ね(笑)。
本人は基本的な会話もできると主張するけど…。

いい! ウェリントン!
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ウェリントン旅行ジャズ三昧(第1日目)

行ってきました! ニュージーランドの首都ウェリントン。

【第1日目】
午前中 オークランド→ウェリントンへ。
ランチ後,街中歩き
夜8時~ Mingus Big Bandのコンサートへ

昼頃ホテルに荷物を置き,とにかく何か食べようということで入ったこのイタリアン。
DSC00339.JPG
The Terrace通りにあります。
これはかなりアタリでした。










DSC00333.JPG
















雰囲気も味も最高でした。
オークランドでもたいがいのパスタに挑戦したけど,こんな美味しいパスタが食べられる店ないぞ~!
小さなショップには珍しいイタリアン食材も。

あまりにも美味しかったので,珍しく,食後にデザートを。
このシュークリームも絶品!
DSC00337.JPG
中にはあっさりしたレモングラスのカスタードクリームが!











満足なランチの後,街ぶら開始。

こちらはテ・パパミュージアム。
DSC00341.JPG












何がすごいって,このミュージアム,無料です。
朝から晩まで時間がつぶせるほどの規模で。

この時期,たまたまモネの博覧会をやっていたので,じっくり絵画鑑賞を。
(さすがにそちらは有料です)

今回の急な旅行の本命は,ミンガスビッグバンドのコンサートでした。
実は,2005年末に,東京のブルーノートへ見に行ったのです。
そのときはかなりダレダレ演奏で,バリサクのロニーキューバーも愛想が悪く,印象悪かったんです~。
でも,他人のブログを見ると,演奏がダレダレだったのはほかの客も感じていたようで,最終日の12/31の演奏はかなりよかったそうな。
わたしたちは東京に住んでいたからまだよかったものの,遠方からお金をかけて見に来ていた人もいるだろうに…毎回全力で演奏してほしいものよねえ。

とまあ,そんな記憶はよそに,それでもアメリカからビッグバンドが来るなら…という単純なわたしたち。
さて今回はというと…かなりよかったですね。
よく知っているバリサクソロの曲で始まり,冒頭からいきなり興奮もの。
あっ,トロンボーンの怪しい人は健在でした。

のわんわん鳴り響くコンサートホールでこの手のビッグバンド演奏を聞くのはちょっと厳しいかもですね。
響きすぎてバックの派手な演奏にまみれてソロまったく聞こえなかったり。。。
カウントベイシーあたりはコンサートホールでも十分楽しめますが。

でも,それを差し引いても見に行った甲斐がありました!

いいなあ! ウェリントン!

コロマンデル半島の旅

前にコロマンデル半島に1泊しにいったときの写真です。
タウランガを小さくしたようなところでしたね。
要は、またしても巨大邸宅の並ぶ町・・・。
広い空き地には、そこに老人ホームの町ができるとの看板が。
正直少し田舎に行くと当たり前の風景になってきました。
まさにニュージーランドのバブルを目の前にする毎日です。
わたしたちとしては早くレートが2001年くらいまでに下がってくれればそれでいいんだけど。。。

DSCF0791.JPGエピソードしては、このビーチにに行くまで車を止めてから40分くらい山中を歩かねばならないのですが、なぜかベビーカーの人が数人。
この国では、赤ん坊をこんなビーチや山登りに連れて行く光景をよく見ます。
なんというかそのパワーと行こうという気になる感覚があっぱれです。
昔もアーサーズパスで2人の子どもと背中に赤ん坊を背負った女性が山登りしていました。
そのたくましい光景は今でも忘れません。







さて、ホテルの近くではまたお決まりのようにボートツアーに。
ツアー自体はまあまあだったのですが、途中、こんな出会いが。

DSCF0863.JPGそうです、前にブログで登場したリトルブルーペンギンです。
コロマンデルはオークランドから車で2時間くらいでしたが、海にいましたね。

かわいい!










さて、今月もあと1日。
繁忙期がそろそろ終わりそうです(ホント?)。
1月、2月と朝8時~夜1時まで仕事する日も珍しくなく(東京では普通でしたが)、ランチも15分以内でというハードな毎日。いろんな面で疲れました。
あっ、でも夕食はがんばってやっていますよ。
旦那も作ってくれますし。
東京では、特に最後のほう、彼は帰宅が遅く、食べて帰ることが多かったので、ほとんど夕食を作ることなかったですね。
でも、こっちでは遅くても7時には帰ってきます。

ここ最近特に就業時間後すぐオフィスを出て、いちばん早い6時のフェリーで帰ってきます。
なぜかというと…、そうなんです。

白い巨塔

にはまっているんです。
日本時間4時からの放送なので、こっちでは毎日8時から。
それまでに夕食を片づけて、8時から1時間2人でテレビに見入っています。

いやあ、おもしろい! 白い巨塔。

Mt. Cookへの旅

年末年始の南島旅行をお届けします。

オークランドからチャーチまで飛行機,チャーチで1泊してそこからレンタカーで一路マウント・クックに。
マウント・クックは初めてで,手前のテカポ湖までは行ったことがありました。
前回は冬のテカポだったのですが,今回は真夏です。

まず湖の全然色が違うのに驚きました!

DSCF0605.JPGこの写真では伝え切れませんが,このブルーが本当に美しいのです。
そうなんです,この色は「氷河」によるものです。







そしてさらに進み,宿泊地であるマウント・クックのふもとハーミテージに到着。そこで2泊しました。

DSCF0657.JPGこちらがホテルからみたマウント・クック。
正面に見える雪の山がそうです。
すばらしいです。高さは富士山と同じくらいです。






ここでも驚きが。日本人観光客の多いこと! ホテル内で見る人は3分の2くらい日本人じゃないかと思うくらい。朝食には納豆もあり,袋にホテル名が入った海苔まで。
オーナーが日本に行ったときに泊まったホテルで,名前が入った海苔を見て,「うちでこれもやる!」と言ってわざわざ日本に発注したそうです。
ちなみにほかのアジア人はほとんどいませんでした。

2日目は半日のハイキングをしたのですが,これも日本人の多いこと。
すれ違う外国人も Konnichiwa! とあいさつしてくるくらい。
ここはどこ? という感じでした。

DSCF0642.JPGこんな感じの風景のなか,半日歩きました。初心者でもぜんぜん大丈夫。
ちなみに,左の人はハイキングツアーのガイドさん。いろんな植物の説明をしてくれました。
マウントリリーや,ジャイアントマウントリリーも見ました。





その夜はこのハイキングツアーをしているボスのお宅へお邪魔。
もちろんホテルの近く(マウント・クック村)なのですが,買い物に行くのに車で3,4時間らしい。
すごい生活だな~と感心しました。
本当に山が好きなんですね。

翌日,マウント・クックをあとにし,マウント・ハット近くのテラスダウンズというホテルに向かって出発。
と,その途中にサーモンの養殖場が。。。

DSCF0673.JPGお決まりのようにサーモンの刺身をいただきました。(多いっちゅうねん。)
あっ,わさび? 日本のものですね。







ようやくホテルに着き,そこはゴルフ場のなかなので、することもなくとにかくぼ~っと休息。
日本人のマッサージ師もいて,最高。
旅の疲れを癒しました。

最終日,チャーチに戻り,空港近くの南極センターへ。
何をしにかというと,ここに最近ペンギンが入ったのです。

DSCF0686.JPGリトルブルーペンギン,世界で最小のペンギンです。
(ん~。写真では大きさわからんですね。)

ここの水槽のガラスは日本で作ったそうです。

実は,このリトルブルーペンギン,我が町Devonportでも見られるという噂(もちろん野生)。
都会に野生のペンギンね~。

大変おそ~いブログアップで失礼しました!

ホキアンガの旅

しばらく写真を載せていなかったので、先月旅行した先のものを引っ張り出してきました。

北島のオークランドのさらに北にあるホキアンガという村です。
ニュージーランドに初めてやって来たのはクペという人です。約1000年前のことです。
彼はこの地にカヌーに乗ってやって来ました。
言うならばホキアンガはニュージーランド発祥の地ですね。特にマオリの人にとってとても神聖な地なのです。
この村すぐ近くにはニュージーランドで有名なカウリの森、ワイポウがあります。

主人のつてでそこのあるホテルに滞在させていただきました。
いろいろ体験したのですが、最も珍しかったこと、それはホテルについて早々ホテルのオーナー、シェーンさんが、
「crayfish(伊勢エビ)をとりに行くからついてこい」と言うのです。
レストランで使うものを養殖しているらしいのです。

ホテルの砂浜にはこんな手こぎボートがあり、

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(これに大人3人が乗ったんです)

 









言われるがままに乗って、こんなところに向かいました。

DSCF0449.JPG
この生け簀には約700匹のcrayfishがいるそうな。
伊勢エビをこういうふうに養殖してホテルで出すなんてなかなか粋なことしますよね。











そしてボートからこの生け簀に乗り移って、こんな風にcrayfishを「ごっそり」取り、

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取ったcrayfishはこんなたくさん。

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なかなかこんなふうに伊勢エビを見る機会はないですよね。

mussel(ムール貝)も取ったんですよ。この外側の壁に山ほどへばりついているのです!
好きなだけ取っていいと言われ、遠慮なく…。

ホテルに帰り、早速調理してくれました。取れたてです。

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もちろん伊勢エビも美味しいのですが、このmusselが最高でした。ちなみにこのmusselはメニューにないもので、私たちのために特別に茹でてくださいました。海草もついたままで、写真ではそうでもないのですが、こんな美味しいムール貝は初めてでした。

この旅ではマオリの人とたくさんお話をしました。
主人と彼らは難しい話をいろいろしていましたが、私に伝わったのは彼らはいわゆる先住民というイメージではなく、かなりビジネスに熱心で、本当にこのホキアンガにたくさんの人が来てほしいと願っている様子でした。
でも、自然が荒らされるので、あまりにたくさんの人は困る。というのも観光業に素人である私には新鮮な話で、彼らの自然を大切にする気持ちも十分に伝わってきました。
まもなくカウリの木と日本の屋久杉が姉妹木になるという話など、彼らは日本に対する思い入れも強かったのが印象的です。
その記念碑を作る予定地も見せてもらいました。
近い将来日本人の旅行者がここを訪れたときには植林ができるようにするそうです。
ホキアンガの海岸が一望でき、「最高の眺めでしょう」という彼らの輝いた目は忘れません。

このホテルには2泊して、カウリの森をガイドするFootprints Waipouaというツアーや、

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ホキアンガ湾のクルーズのツアーなどにも参加させていただき、

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いずれもマオリの方たちのガイドで、歌をたくさん聴かせていただきました。

日本人にはまだまだ無名のこの地ですが、機会があれば是非、というお勧めの地です。
ホキアンガ、また行きたいですね。
自然も歴史も非常に深い、とてもすばらしい地です。
 

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