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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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案外,役立つ英会話表現って難しい!?

こんなことを言うとすべて台無しなんだけど,海外暮らしを始めると,役立つ英会話ってなんじゃろか?と思うことがあります。
 
ある市販の英会話集を読んでいて,ふと止まりました。
(本書はすべてネイティブが書いた例文です)
 
I would like you to fill this prescription.
「この処方箋の薬を調合していただきたいのですが」
 
何の問題もありません。
日本にいたときは,ふむふむと素通りしていただろうフレーズです。
 
なんですが・・・

実際,わたしがここニュージーランドで幾度となくお世話になっている薬局の処方箋コーナーですが,こんなセリフ言ったことないことに気づいたのです。

しかも,一生懸命思い出そうとするのですが,いつもどんなコミュニケーションをとっているか思い出せない…。
 
手に白い紙を持って処方箋コーナーに行けば,ほぼ100%処方箋を渡して薬をもらうという手順であることはお互いわかっているわけで…,少なくとも,わざわざ「この処方箋の薬を調合していただきたいのですが」とは言ってません。
 
日本での場面でもそうです。
 
スタッフ:処方箋ですか?
わたし:ええ,そうです。
 
もしくは,いきなり,

わたし:これ,お願いします。
 
かな…と。
 
なので,この地でも,
 
スタッフ:Prescription?
わたし:Yes, please.
 
だけかも知れないし,
 
Hello.と言いながら紙を渡して,いきなり,
 
スタッフ:It’ll take about ten minutes. (10分ほどお待ちください)
わたし:OK.
 
だけかも知れないし,ほんと,不思議なことで,何と言っているのかな…。
もしかして,まったく意味が通らない言葉を発してても,コミュニケーションとれているのかもしれないし(汗)

むしろ,渡したあと,

「1時間ほどで戻ってきますから」

とか,スーパーの中だったら

「買い物してから取りに来ます」

と言った記憶はある。何回か。
 
 
 
何が言いたいかってね。

何が本当にリアルな英会話表現で,何が本当に実際の現場で役に立つ英会話表現かって,案外難しいってことかな。
相当英会話に意識して生活しないとわからんもんです。
かといって,すべての瞬間を意識して生活できませぬ。

教材はあくまで教材,ってことでいいんかな。
 
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