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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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ライターの意外な部分

わたしは,いわゆる学習教材の執筆業から発展して,(成り行きですが)数年前から,教材の英文もすべて自分でストーリーを英文で書くということを始めたのですが,例えば,300~400語の文章を書くとき,

1.何について書くかアイデアを出す
2.情報収集
3.書き始める

特に誰にも教わったわけでもなく,本で勉強したわけでもなく,自己流ですが,ふつうはこの手順だと思います。
以前参加したライティング講座でもこうなっていました。

しかし,このあと,「オチ」は書いている途中に浮かぶのです。

最初にオチが頭にあってから書くことももちろん多いですが,その通りに行かず,途中で,この方がおもしろい,この方がしっくりくる,という別の案が浮かんでくるのです。

これは,自己流でやって来たから,要領が悪いのかなあ?
と思っていたら,今日,ライティングを手伝ってもらっているネイティブと会って話していると,彼女も同じだったようです。

彼女はプロのライターではないですが,書くのが好きで,クリエイティブな頭脳をお持ちです。
50代後半でしょうか,人生経験に年季が入っていて,とてもバランスのよい文章を書いてくれます。

最近書いてくれた,「友人物語」(フィクション)について,
「あれはオチが途中で変わったのよ」
という彼女の発言を聞いてとても安心し,「そうよねえ!」と盛り上がりました。

彼女が出席した(別の)ライティング講座の先生も,こう言っていたそうです。

「ライターは,基本的にアイデアなんてないものです。あるのは,書き始めだけです」

以上は,主にノンフィクションではなくてフィクションに当てはまりますが,
わたしは,特に物語長編や,フィクションではまだまだ未熟ですが,もっともっと語彙を増やして,いいものを書きたいと思います。

英文ライティングについて言えることは,この先何十年も,常に学びになるでしょう。
あくまでノンネイティブであり,こればかりは仕方ありません。
常にネイティブにチェックしてもらわないといけません。
ですが,日本人だからこそ,ネイティブが書いたと思わせる,かつ,日本人の学生に馴染みやすい英文を書き続けたいと思います。
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