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From New Zealand 2007年7月,ニュージーランドへ移住してきました。ニュージーランドでの日常生活についてつづります。

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Devonportの穴場?

DevonportのNorth Headの東側は崖だというイメージの人は多いかもしれません。
実は,まるでプライベートビーチのような,かわいらしい浜辺と,少しウォーキングできるようになっています。

Devonport散策の機会がある方は,是非North Headの裏側に行ってみてください。
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お決まりのベビーカー連れですが,この道に出る(降りる)正規ルートは,たぶん山の頂上からだと思います。
彼らは山の上から,どうみても0歳児を連れてこのガタガタ道を降りてきたのでしょうか・・・!?
わたしたちは潮が引いている隙に,ロープをくぐって海を渡って(?)ボートクラブの敷地に出ました。。。
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アメリカ人とほかの国民との違い

日本ではよく「欧米人」「欧米文化」とひとくくりにされるけど,アメリカ人とイギリス人,アメリカ人とニュージーランド人の国民性がこんなに違うものかと実感するのは,いくら耳で聞いたり本で読んだりしても,実際に両方の輪に入って初めてわかるものなんですね。
 
例えば英文校正を例にとると,完全な間違いは赤色で,ベターレベルは青色で修正をお願いしています。
アメリカ人は往々にして,全部赤で返ってきます。
明らかにどちらでもいいもの,個人の好みによるもの,アメリカ英語独特の表現,句読法,全部赤で,「わたしは全部こう直してほしいのです!」となるわけです。
彼らは自国の米語だけが正しいと思っているようです。
英語(=イギリス英語)を知らないのか,知っていて自己主張しているのか,何かに寄り添う協調性という気がないだけなのか,理解しにくいときが多いです。

一方,イギリス人・ニュージーランド人の校正はマメに朱字と青字に分けてくれます。
逆に,これは赤字レベルでは?と思われる遠慮さまで見えることがあります。
それは校正能力がないとか,自信のなさの表れとはまた違うんです。
さらに,
「アメリカ英語ではinなのかもしれないけど,ぼくたちはatを使います」
「わたしはriverbankと言うけど,アメリカではriversideがふつうなのかしら?」
のようなコメントつきで。
 
ああ,ニュージーランド人はオーストラリアと一緒にされると腹を立てるかもしれないのでご注意を。
よくひとくくりにされますが…。
国民性はイギリス人よりさらに遠慮がちでおとなしい人が多く,日本人の感覚に近いですよね。

少し前に,NHKの英語でしゃべらナイトで,NZ人のJ氏がアメリカ人との違いについて言ってたけど,まさにその通りで,How are you?と聞かれたらアメリカ人は元気よくPretty good!とか言うかもしれないけど,ニュージーランド人はNot too bad.と言う。
You see?
 
オーストラリア人はちょっとまた違いますよね。
わたしの知り合いに口が悪い人が多いのはたまたま?
それとテレビに「ピー」が多すぎて全然意味がわからないことがあるんだけど,オーストラリアの番組が多いのはわたしの気のせい?
 
でも「ネイティブチェック」シリーズで登場するネイティブチェッカーは珍しく(?)オーストラリア人なんです。
彼はアメリカ(人)についてかなり口が悪いけど(まあ,多くのイギリス英語系の人はそうなんだと思うけど…),それでも「アメリカ英語ではこうで…」とひとことコメント入れてくれるし,英文をすべてイギリス英語に修正したりすることはまずありません。

とかなんとか書いているうちに電話が1本。
明日,初のオークランド在住のアメリカ人のネイティブチェッカー候補の方が仕事を見に来ることになりました。
さて,How are you?と聞いて,彼は何と返したでしょうか?
フルセンテンスでは聞き取れなかったけど,とにかく「excellent」ですって。
間違いなくアメリカ人ね。
まあ,この場合,初めて(電話で)話す人にnot too badは変なのかな!?

超豪華な家々

昔から,新しい家やちょっと変わった家を見るのが大好き。
母も好きで,よく母と万博の住宅公園に行きました。今もあるのかな?
もちろん買うでもなく。

うちには,毎週土曜日に,近辺の家の広告(結構豊富にある)が入ります。
先日は,きちんとした雑誌で,タイトルもgallery (The guide to premium property)!!

最近はモダンな家が好き。

早速見てみると,こんな感じ。すご~~い。

DSCF2208.JPG







ニュージーランドは土地が贅沢に使えるから,都心以外は,日本みたいに上に広くでなくて,こんなふうに,横に広く,ですね。

ちなみに,ベッドルーム4,リビングルーム2,シャワールーム3,オフィス1,駐車スペース8台,屋根付き駐車スペース2台
部屋数,思ったより少ない!?
リビングがバカでかいんですよ!
っていうか,この芝生じゃあ,100台でも停められるんじゃ??というツッコミはわたしだけかな。
と思って夫に言うと,
「アホか。芝生の上に車停めたら草が痛むやろ」
じゃあ,何に使うのかな。この広場は。

もう1件目対照的な物件をピックアップしました。オークランド街中のコレ。
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えっ? プールはいいけど,街中だし敷地狭そう? 庭もないからアカン!?

甘かった!!

400m2のhomeに,private 809m2 gardenですよ。

ニュージーランドらしいのは,huge entertainment floorに

740本分のワインセラー付き!!

ツッコミは,ベッドルーム4に対して,シャワールームが4.5というのが「わからん!」

うちはいまだに賃貸。
よそのお家に行くときはワクワク。
ここまでいかなくても,結構近いところまでいっている友人・知人のお宅とか見てきました。
いいなあ~。
でも,掃除も大変!?

これちょっと聞いてみて(鳥)

ニュージーランドに住む人はたいてい知っているTuiという鳥ですが,昨日,今日と,よく遊びに来ています。
もう春なんでしょうか。
今日も聞こえてきたのでつい音楽を止めて聞き入っていました。

Tuiはまず見た目から変わっています。
のどに白いぼんぼりをつけています。

さて,どんな鳴き声かというと…。
初めて森で聞いたときは,鳥に全く詳しくない私でもビックリで,とにかく声の種類と高低がすごい。
あまりに聞き慣れない鳴き声なので,わたしのような素人でも,いろんな鳥が鳴いているなか,Tuiだけはすぐにわかりますよ。

是非聞いてみてください。↓

http://www.youtube.com/watch?v=0-t4BhskD8Y

鳥それぞれで鳴き声が違うのがまたおもしろいんですよ。

あまりに長くいるので,買い物がてらデジカメを持って表に出て写真を撮ってみました。
すると通りの向かい側にも1羽いて,どうやら話をしているようでした。

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「今日は天気がいいね」
「ほんま,冬は雨ばっかりでさえへんわ」
「はよ暖かくなったらいいね」
「ほんまにね~」











と,すぐ近くにこんな鳥がいるじゃないですか!
IMG_3288.JPG















どこかの家のペットが逃げた?
どうみてもオウム?
いや,ニュージーランドには野生のオウムはいないはず!?
と思ってたら,もう1羽全く同じ鳥がきて,一緒に飛んでいきました。
やっぱり野生?
何という鳥なんでしょう…。めっちゃ気になる。


ニュージーランドはかつて鳥の楽園で,Tuiはニュージーランドのみに生息する鳥の1羽です。
有名どころでは,キーゥイやアルバトロスもそうですね。

おもしろいエピソードは,シティのあるホテルの友人が,毎週金曜日はエコデーということで,館内に鳥の鳴き声のCDを流すそうです。
ある日,彼は自分のオフィスであまりにTuiの鳴き声が大きいと言って,スタッフに,もう少しCDの音量を下げろと言うために窓を開けたらホンモノのTuiが集まっていたそうな。
CDの鳴き声で集まってきたんでしょうね。

買い物は銀行カードで(進んでいるNZ)

ニュージーランドは自信持って先進国とは言えないですが、それでも進んでいる部分はいろいろあります。
例えば、ニュージーランドでは、支払いにエフトポスというカードを使います。
買い物などで現金やクレジットカードの代わりに使う「銀行カード」です。
ほぼどこの店や施設でも使えます。

要は、そのカードで支払いをするとその時点で銀行からお金が引かれるというシステムです。
もちろん、支払い時に残高が足りなければ使用できないことになります。
忘れた頃に請求書がきて真っ青になるクレジットカードとは違い、非常に便利なシステムです。
このご時世ですから、オンラインでお金を使った場所や金額がわかります。
夫婦同じ銀行口座であれば、お互いいつどこで何にお金を使ったかわかり、日本の感覚ではあり得ないかもしれないですね(笑)。

また、欧米はたいていそうですが、現金を持ち歩く習慣がありません。
先日、中国人が襲われるというニュースがあり、比較的大金をかばんに入れて行動すると解説されていました。
中国人に限らずアジア人はこの傾向がありますが、現地人にとったら中国人と日本人の区別はつかない訳で、襲われる対象となるのであれば、ますます大量の現金は持ち歩かないですね。

もう一つ、この平和な国は日本のような悪質な犯罪や無差別殺人などと縁の遠いことですが、非常に意外、残念、逆に興味深いのは、ニュージーランドは世界でいちばん自殺者の多い国だそうです。

あと2日したらニュージーランドに移住してきて1年になります。
恐らく、来週くらいに新たな個人的ニュースをお届けします!
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