イベント真っ盛りのニュージーランドの夏。
先週末は土曜日夜にミッションベイでジャズフェスティバルがありました。
まあ、ニュージーランドではホンモノのジャズが聴けることはなく、自称ジャズと言いつつ、ほとんどロックとかフュージョンとか・・・。
このフェスティバルは誰でも参加できるようで、アマチュアもいればプロもいました。
そのなかで、いました、いました、ホンモノのジャズを演奏している人たちが!

T.Saxの人はイングランド出身のようです。
でも、実は今回いちばんよかったのがあるラテンバンド。

全体の写真が撮れなくて残念ですが、お姉さん2人はボーカルで、左の小さいお姉さんは体の割に相当しっかりした歌声で感動です。
管はTP, Tbの3人のみ。
ラテンではSaxを使わない音楽も多いですね。
宣伝しているCDを見る限りプロっぽくないのですが、ものすごくよかったです。周りにはたくさんの人だかりも。
バンドの数人は明らかに(ラテンの)ネイティブであり、そのなんというか、我々ノンネイティブがいくら特訓したところで、彼らのような持って生まれたリズム感覚は身に付かないわけで、彼らの本能からくる演奏が心にジンと伝わり、久々の生演奏を見たこともあって、思わず涙ぐむ始末でした。
ちょうどオークランドにきて久しぶりに映画「マンボキングス」を見たこともあり、彼らの演奏は感動でした。
その日は結局、ニュージーランドではホンモノのジャズはまだまだ人気がなく、踊れる音楽が人気があったという再認識に終わりました。
今までのようなジャズをやってもいいのだけれど、自己満足になりかねず、客が喜ばなければ演奏しても意味ないし、もう少し様子を見ることにしました。
でも今夜は、これで入場料がたった5ドル! それでこれほど音楽が楽しめたら十分です。
本当に有意義なひとときでした。
ちなみに、同じ週末、歩いて2,3分のところでフード&ワインフェスティバルをやっていたのですが、そこは入場料35ドルもしました。ちょっと高すぎ…。
話変わって前のお宅のぶどうが、うちの敷地内に垂れ下がっています。
始めただの葉っぱだと思っていたら、地元の友人が「ブドウだよ!」と言って、まあなかにはたくさんの実が!
早速主人が葉っぱを処理して、実が日に当たるようにしれくれました。
その友人に言わせると、他人の家の植物でも、自分ちの敷地内に侵入していたら自由に取ってよいとのこと、主人が一生懸命世話しています。
これって一軒家の特権ですね。結婚後はずっとマンションだったので。

3月が食べ頃らしい。
ラッキーだわ。
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